11月 2016

勝手違いの部品作り(エンティティ以外)

「勝手違いの部品作り」に 役立つコマンドのご紹介です。 ブラケットなどの対称部品を作る場合、 どのコマンドを使って作りますか? 「エンティティのミラー」を 使っている方も多いかと思います。   でも、エンティティだと ミラーした元を消したりと 手順もかかってしまいます。 もう一つ、SOLIDWORKSには 部品をミラーする機能があります。 「部品のミラー」 こちらは別ファイルにミラー部品を作成するので 知っていると便利ではないでしょうか?       それでは早速使用方法について解説していきますね。 まずはミラーしたい形状を↑コレで解説していきます。 モデリングできたら保存します。(今回はそのままPart1としました。) 保存してから、ミラーする基準面を選択(青い部分)します。 (面選択をしていないとコマンドが使えません) この状態で「部品のミラー」をします。 コマンドの場所は、 「挿入」→「部品のミラー」   すると、新規ファイル(Part2)で 先ほど選択した面に対称な部品ファイルができます。   Part1は保存されていますが、 新しいPart2は保存されていませんので 保存を忘れず行ってください。 使用方法としてはとっても簡単ですよね。     ここからは、さらにこの機能の解説していきます。 ミラー部品は元部品とリンクしています。 ですから、保存後であっても元部品に穴を開ければ、 ミラー部品にも穴が開きます。 しかし! ミラー部品に穴を開けても、 元部品には開きません。 上記のように、元部品に施したことは全部 ミラー部品に反映されるようになっていますが、 ミラー部品に施したものは元部品には 反映されないので気をつけて使用くださいね。     今回は以上です! お役に立てましたら幸いです。    ...

スケッチフィレットを使いこなす【仮想交点】

今回はフィレットの第2弾。 「スケッチフィレット」について。 (弊社『SolidWorks練習帳』ミニカーなどでも 使用されるテクニックのご紹介) このような2つの直線のコーナーを 「スケッチフィレット」で スケッチの段階でフィレットをつけることができます。 ↓↓↓     でも、先にフィレットを入れてしまうと 寸法を入れる際に選択されるのは このように、フィレットの手前までの寸法になります。   ※先に寸法を入れてから「スケッチフィレット」すれば 上図のように入ります。 しかし、場合によってはこのような寸法を 後から追加したいケースもありますよね。     そんなときにどうしたらいいのかというと、 『仮想交点』を作ります。 2つの直線の仮想延長上の交点に点をうち、 寸法を拾える状態にします。   【方法】 1) 2つの直線をCtrlキーを押しながら選択します。 2)点コマンド 3) できました!   交点を選択できるようになります。  ...

『設計ばらし』って何ですか?

今日も諏訪圏工業メッセでお問合せを 貰った内容について回答します。 「『設計ばらし』って何ですか?」 弊社の行う業務内容を書いた中に 『設計ばらし』があり、 質問して頂きました。 (図面ばらし・バラシということもあります)     3D特有のもの、 というわけではありませんし、 どのような設計を行っても、 必ず『ばらし』の作業は発生します。     【ここで1つ補足】 設計にはボトムアップ設計と トップダウン設計の2種類があります。 ・ボトムアップ設計 部品ありきの組立設計。 あらかじめ個々の部品の詳細が決まっており、 部品から全体を組み立てていきます。 ・トップダウン設計 全体像の構想から作り上げ、 細部の部品形状を作りこんでいきます。     例えばトップダウン設計では 全体像(レイアウト)が 先に作られているので形状は分かります。 しかし、そのままでは部品1つひとつの 正確な形がわからず、 製作することはできません。 だから、部品1つひとつに『ばらし』て、 機械加工等できるよう寸法公差、幾何公差、 表面粗さ、表面処理などの 作業指示まで加えた図面を描きます。   ボトムアップ設計の場合でも 組立設計後に部品1つひとつに『ばらし』ます。     これが、『設計ばらし』です。       余談ですが、この作業は設計者が 設計から『ばらし』までやることもあれば、 専任の「CADオペレーター」が行うことも あります。 (求人などである「CADオペレーター」は このような図面にするのがお仕事です)     そんな『設計ばらし』をして 部品図を作成したら、 どの部品をどこに使うのかがわかるようになっている 「組立図」も作成します。 (こちらも組図ということも) 如何でしたか? 設計といっても 様々な工程がありますよね。...

客先からデータを受け取るには?(中間ファイル)

今日は中間ファイルについてお伝えします。 先日の諏訪圏工業メッセでのこと。 「使用CADは?」とよく聞かれました。   弊社はSOLIDWORKSをメインにしておりますが、 お客様では2D、3D様々なCADソフトの 名前が出てきます。 そうすると、お仕事をご一緒するには 「中間ファイル」での受け渡しに 関する知識が必須となります。   無料メールセミナーの基礎知識編でも 中間ファイルとは?から解説しています。 今回は客先から3Dモデルデータを 受け取るときの確認事項や モデルの状態について解説していきます。   ◆客先からデータを受け取る種類 データを受け取る形態は次の3つがあります。 1:紙図面 ・・・ファックスや郵送で届きます。3Dモデリングからスタート。 2:DXF、DWG(2次元CADデータ) ・・・電子メールやCDなど電子データで届きます。 1同様モデリングからですが、DXF、DWGを取込んで 仮想立体を作成できる為、紙図面より時間と労力が減る 3:3Dモデル ・・・電子メールやCDなど電子データで届きます。 モデリングの作業分の時間と労力が減る。 ※3の場合の「中間ファイル」について ◆客先から3Dデータを受け取るとき 自社の使用CADソフトと 先方のソフトが違うことは容易にあります。 そんなときもスムーズにやり取りができるよう 「中間ファイル」について知っておきましょう。 ◇確認しておくこと 1:自社のSOLIDWORKSは何なのか? SOLIDWORKS 20○○というバージョンにより 同じSOLIDWORKS同士でも開けない場合があります。 2:客先の3DCADは何なのか? 3:推奨する中間ファイルの出力形式 状況に合わせた種類の3Dデータを依頼します。 下記を参考にしてください。 ********************** ◆客先の3DCADと、 そのCADで推奨する中間ファイルの出力形式 (このファイルで貰えるよう依頼する) SOLIDWORKS  ・・・Parasolid Pro/ENGINEER ・・・STEP・IGES I-DEAS    ・・・IGES CoCreate   ・・・ACIS Unigraphics  ・・・Parasolid Solid Edge  ・・・Parasolid Inventor   ・・・ACIS CATIA V5   ・・・STEP ********************** ファイルについての詳しい内容や 保存方法についてはメールセミナーで 解説しておりますので、 よければこちらもご登録(無料)ください♪...