図面に用いる線の太さを変更する_SOLIDWORKS
日本の機械図面は概ねJIS規格を基準にしています。 図面に用いる線は線の形状と太さによる種類があり、これらを組み合わせて使用します。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 線の形状: 実線・破線・一点鎖線・二点鎖線 線の太さの種類: 細線・太線・極太線 太さの比率: 1:2:4 太さの基準: 0.13mm,0.18mm,0.25mm,0.35mm,0.5mm,0.7mm,1mm,1.4mm,2mm ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 太さの使用例として、 細線を0.25mmとした場合、太線は0.5mm、極太線は1mm。 また、線の形状は用途によって規定されています。 例えば、品物の外形を表す外形線は太い実線というように。 ところが・・ SOLIDWORKSのデフォルト設定では、細線が0.18mm、太線が0.25mmです。 比率は、1:1.388‥ 図面に表すものの形状によっては用途の区別がつきにくいですね。 そこで、線の太さを変更する方法のご紹介です。 今回は、SOLIDWORKSの図面ドキュメントで、外形線の太さを0.25mmから0.35mm に変更します。 線のフォント メニューバーから「オプション」をクリック。 システムオプションのダイアログボックスが開きます。 タブを「ドキュメントプロパティ」に切り替え、「線のフォント」をクリック。 エッジのカテゴリから「可視エッジ」を選択します。 「線の太さ(H):」をプルダウンから「0.35mm」に変更し、 「OK」をクリックしてダイアログボックスを閉じます。 ※可視エッジ=SOLIDWORKSでは外形線です。 ※今回は関係ありませんが、スタイル(S):=線の形です。 外形線の太さが変わりました。 変更後 変更前 この方法は、既に書き上げた図面にも有効ですよ。 お試しください。 ...