今週もご応募いただいた質問に回答します。
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スカラーロボットの3D動作の表現する場合、
ケーブル部は変形を含む3D動作となるため
動画のような表現は3D-CADでの表現は
不可と諦めていますが、
動画に近い表現が可能でしたら、教えてください
よろしくお願いします。
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二つの物体をケーブルでつなぎ、
移動させるという簡単なアニメーションの
作り方でご案内しますね。
まずは部品の作成。
仮にこのようなブロックを作成しました。
カーソルがある先にはケーブルの接続場所となる
「点」を付けてあります。
ケーブルは後で付け足しますので、
部品として必要なのはこれだけです。
これをアセンブリドキュメントで配置します。
下のブロックは動いて欲しくないので、
右クリックして出てきたメニューから「固定」を
選択しておきます。
アセンブリ上で新しく3Dスケッチを開始します。
この二つの間を3Dスケッチで描いた
スプラインのケーブルでつなぎます。
スケッチコマンド下の三角ボタンから
「3Dスケッチ」に入り、スプラインのコマンドへ。
ブロックの上につけた点から点へ、
一致の合致を付加して描いてください。
ケーブルは伸縮性がないと考え、スマート寸法にて
寸法も入力しておくことが可能です。
(ここで完全定義してしまうと後で動かせないので
必要最低限の定義のみにしてください。)
「既存部品/アセンブリ」から「新規部品」をクリック。
加わりました。
先ほどの3Dスケッチをエンティティ変換で持ってきます。
フィーチャータブが出現しているので、「スイープ」。
基本形状ができました。
あとは、動かすのみですね!
画面左下のモーションスタディをクリック。
アニメーションの画面下半分にでました。
例えば、10秒のところでクリックし、
10秒後に動いておいてほしい場所に
上のブロックをドラッグして動かします。
「再構築」
「計算」
再生を押すと、10秒かけて
ずらした場所へと徐々に移動していく様子が
見られます。
同じようにタイムラインをずらして
ブロックを任意の場所に持っていくことで
アニメーションを作成することが可能です。
保存したい場合は
こちらをクリックするとavi形式の
動画をとることが可能です。
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