モデル作成

拡大/縮小のマウスホイール操作を反転する

デフォルト設定は・・ 拡大/縮小はマウスのホイールボタン(中ボタン)で行います。 デフォルトの操作は、マウスポインタのある位置を中心に、 ・奥に転がす  → 縮小 ・手前に転がす → 拡大   今回は、他種アプリケーションをご使用の方で、 “拡大と縮小を思うようにコントロールできない” という方にご覧いただきたい マウス操作を下記のように反転したい場合の変更方法です。 ・奥に転がす  → 拡大 ・手前に転がす → 縮小   変更方法 メニューバーからオプションをクリック。   システムオプションタブ → 表示 から、 「マウスホイールによる拡大/縮小を反転」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。 ※デフォルトではチェックが入っていません。 ※システムオプションはPCに依存する設定です。 SOLIDWORKSを終了して次回起動したときにも有効です。   設定が変更できました ・奥に転がす  → 拡大 ・手前に転がす → 縮小 これで操作性が上がる方もいらっしゃるのではないでしょうか。 お試しください。...

表示パネルで作業効率アップ!

表示パネルとは 「表示パネル」を使用すると、部品、アセンブリ、図面ドキュメントで 設定をした様々な表示設定をすばやく確認することができます。   前回は、部品を透明化する方法をご紹介しました。 →アセンブリで部品の透明度の変更する しかし、複数の部品を透明にしていくと、 どの部品を透明にしたのかわからなくなる場合があります。 そこで、「透明化した部品を確認する方法」を例に、 「表示パネル」をご紹介します。   表示パネルを使ってみよう 「表示パネル」はデフォルトでは折りたたまれています。 そこで、表示パネルを展開します。 FeatureManager デザインツリー上部のタブの右側にある > をクリック。 ※表示パネルを折りたたむには < をクリックします。   透明化した部品は、「透明度」の列にアイコンが表示されます。   現在、サブアセンブリ「コンテナ組立」は透明化をしています。   透明化を解除するには、「表示パネル」の解除したい部品や サブアセンブリの行のアイコンをクリックします。   透明度アイコンが消え、   モデルの表示が元に戻ります。   まとめ また、「表示パネル」では、透明度の他にも 非表示/表示、表示モードや外観なども確認できます。   中でも、 非表示/表示 の設定は、 アイコンをクリックするごとに 素早く部品やボディ、スケッチ、平面などの 非表示と表示の切り替えができ、とても便利です。 ぜひお試しください。 ...

アセンブリで部品の透明度の変更する

アセンブリドキュメントで 他の部品の影に隠れた部品を移動したいときや、 隠れた部品の位置関係を確認したいときに 手前の部品を透過したくなりませんか。 今回ご紹介する方法は次の場合に有効です。 ・装置のカバーを設計したら中身が見えなくなってしまったとき ・ある部品の中に入っている部品を選択したいとき ・材質がガラスや透明樹脂などの場合にそれらしく見せたいとき   部品の透明度の変更 使用するモデルは、 弊社書籍「よくわかる3次元CADシステムSOLIDWORKS入門」に 掲載のアセンブリモデル「コーヒーミル」です。 この「コーヒーミル」のアセンブリドキュメントを使用してご紹介します。 【部品の透明化】 【サブアセンブリの透明化】   【部品の透明化】 まず、アセンブリで使用している部品「ホッパー」を透明に変更します。 透明にしたい部品をクリックします。   すると、コンテキストツールバーが現れます。 「透明度変更」をクリックします。   部品「ホッパー」が透明になりました。 ホッパーを透明にしたことで、内部のミル刃の詳細な様子が確認できます。   【サブアセンブリの透明化】 次に、アセンブリで使用している サブアセンブリ「コンテナ組立」を透明に変更します。 FeatureManager デザインツリーからサブアセンブリ「コンテナ組立」をクリック。 コンテキストツールバーから「透明度変更」をクリックします。 ーーー サブアセンブリ品は、選択しているものが サブアセンブリなのか、部品なのかを混同しやすいので、 FeatureManager デザインツリーからの選択をお奨めします。 ーーー   サブアセンブリ「コンテナ組立」全体が透明になります。   注意点 透明度変更をするとその部品の面を選択し難くなります。 その際は以下の方法をお試しください。 ・Shiftキーを押しながら透明にした部品の面をクリックする ・透明にした部品の背後に何も部品がない状態にして透明にした部品を選択する 次回は、透明化をした部品を確認するのに便利な機能、 「表示パネル」をご紹介します。...

マルチボディの干渉認識

干渉認識コマンドは、アセンブリをした部品同士の干渉を 簡単に検出することができます。 SOLIDWORKS2019からこの干渉認識が部品ドキュメントの マルチボディで使用できるようになりましたね。 ※マルチボディ・・部品ドキュメント内に複数のソリッドボディがある状態   マルチボディでも使える「干渉認識」 干渉認識はこれまではアセンブリで使用できたコマンドです。 ここでは、 アセンブリドキュメントでアセンブリをしたモデルと そのモデルを部品ドキュメントのマルチボディに変更したモデル を使用して干渉認識を比較してみます。 使用するモデルは歯車ポンプです。 歯車は、円筒形の簡易的な形で作成しているため干渉が起きます。   ●アセンブリドキュメントでの干渉認識 評価タブ→「干渉認識」コマンドをクリック。 「計算」をクリックすると干渉結果が表示され、 上下の歯車に干渉が起きていることが確認できます。 (他にもネジ部に干渉が起きていますね)   ●部品ドキュメントでマルチボディ状態の干渉認識 次に、歯車ポンプのアセンブリをマルチボディ化したモデルで アセンブリと同様に干渉認識を行います。 ドキュメントは部品です。 (部品ドキュメントのアイコンとソリッドボディが複数あることが確認できます。) 評価タブ→「干渉認識」コマンドをクリック。 「計算」をクリックすると干渉結果が表示され、 アセンブリと同様の箇所に干渉が起きていることが確認できます。     このマルチボディの干渉認識は、 アセンブリドキュメント内にマルチボディの部品が含まれいる場合 も干渉を調べることができます。 これは、鋼材のようにマルチボディで構築する部品が混在する組立品で有効です。 (鋼材機能を使用するとマルチボディになります。) 下図のモデルは、 フレーム部:鋼材機能を使用して作成した部品 カバー:それぞれ作成した部品 それらをアセンブリドキュメントでアセンブリしています。 「干渉認識」コマンドで確認をします。 その際に、オプションの「マルチボディ部品の干渉部分を含む」にチェックを入れます。 「計算」をクリック確認すると・・・ マルチボディになっている鋼材部分に干渉があることがわかりました。 どうやら鋼材同士の突き合わせ処理を忘れたようですね。   まとめ マルチボディの干渉認識は、部品ドキュメントで使用する以外にも、 アセンブリドキュメントにマルチボディの部品が含まれている状態でも使用できます。 ぜひ、お試しください。 ――――――― 余談ですが・・・ SOLIDWORKS2018以前でマルチボディの干渉を確認するには、 「組み合わせ」コマンドで代用できますよ。...

ファイル名の変更方法(3) ― FeatureManagerデザインツリー

前回に引き続きファイル名を変更する方法のご紹介です。 前回のご紹介記事はこちら → ファイル名の変更方法(2) ― Windows Explorerファイルショートカットメニュー 今回はFeatureManagerデザインツリーから アセンブリを構成する部品のファイル名を変更する方法をご紹介します。 この方法は、 ・FeatureManagerデザインツリーから構成部品のファイル名を直接変更できます ・開いていないドキュメントも名前を変更したファイルとの参照を同時に更新できます   やりたいこと:ファイル名の変更 「A」と「B」という名前の部品ドキュメントを組み付けたアセンブリドキュメントがあります。 組み付けている部品ドキュメントの名前を変更します。 まず、少し設定を行います。   事前準備 名前を変更できるように、システムオプションの設定を行います。 <メニューバー>から「オプション」をクリック。 ダイアログボックスを開き、下記箇所にチェックを入れ、「OK」をクリックします。 ※この設定を行わないとプロンプトが現れ、名前の変更ができません。   では実際に FeatureManagerデザインツリー から「B」部品の名前を「C」に変更してみましょう。   部品ドキュメントの名前の変更する アセンブリドキュメントを開きます。 ファイル名を変更する構成部品を右クリックし、「部品を名称変更」をクリック。 新しい名前を入力し、Enter キーを押します。 ダイアログボックスが現れるので、「ドキュメントの一時的な名前変更」を選択します。 ※再構築のメッセージが表示された場合は「はい」をクリックします。 構成部品の名前の変更ができました。 ※まだSOLIDWORKS上で一時的に名前を変更している状態です。 Windows Explorerを確認すると部品の名前はBのままです。 アセンブリドキュメント保存します。 「すべて保存」をクリック。 ドキュメントの名前変更ダイアログボックスが表示されます。 「OK」をクリックすると、 SOLIDWORKS上で一時的に名前を変更して内部的に更新していたものが、 Windows Explorer上でも適用され部品の名前が変わります。 また、名前を変更をしたドキュメントが他のアセンブリでも使用していて参照関係も更新する場合は、 「使用先の更新」にチェックを入れ、使用先の更新をします。   まとめ FeatureManagerデザインツリーで構成部品の名前を変更する方法は、 編集中の参照しているアセンブリを閉じなくても名前の変更が可能です。 ぜひお試しください。...

螺旋(らせん:ヘリックス)を描く

前回は、「ヘリカルとスパイラル」コマンドの スパイラルを使用して渦巻形状を作成しました。 → 「蚊取り線香を作りたくて」 今回は螺旋(らせん:ヘリックス)です。 旋回するにつれ旋回面に垂直成分のある方向へ移動する 3次元曲線を作成します。 このヘリカルを使用すると ばねやねじの山と溝などのモデリングができます。 ※今回はこちらを作成します。   螺旋を描く 基本3面の右側面にヘリカルカーブの元になる円をスケッチします。 スケッチ編集状態のまま、 <フィーチャータブ>から「カーブ」-「ヘリカルとスパイラル」をクリック。 プロパティを下図のように設定します。 ※プロパティのパラメータの意味 ・指定定義 ピッチと回転:ピッチと回転によって定義されるヘリカルを作成する ・パラメータ 固定ピッチ:固定ピッチをもつヘリカルを作成する ピッチ:一回転の間の距離の設定 回転数:回転の数を設定 開始角度:スケッチした円の最初のカーブ角度を設定 右回り:回転方向を右回りに設定 「OK」をクリックすると、ヘリカルカーブの完成です。   形状を作成する このヘリカルカーブをパスに使用して、「スイープ」コマンドで形状を作成します。 作成したヘリカルカーブを選択して <フィーチャータブ>から「スイープ」をクリック。 プロパティを下図のように設定します。 「OK」をクリックすると、螺旋形状の完成です。 スイープの輪郭を変えればトルネードポテトのような形状も作成できますね。   まとめ 螺旋の作成には「ヘリカルとスパイラル」コマンドのヘリカルカーブ。 「SOLIDWORKSの習得は螺旋だよ」と言われ続けてまだまだ道半ば。 シュッと直線的に習得できたらいいのですが・・   ※ SOLIDWORKS2016 以降の新機能についてこちらで詳しく解説をしています。 → 【スイープ】SOLIDWORKS2016からの新機能...

蚊取り線香を作りたくて

そろそろ虫が気になる季節。 どこかほっとする香りで多くの人に愛されている 昔ながらの蚊取り線香をモデリングしてみました。   渦巻を描く 渦巻(スパイラル)の旋回するにつれ中心から遠ざかる2次元曲線は、 「ヘリカルとスパイラル」コマンドで作成します。 基本3面の平面にスパイラルの元になる円をスケッチします。 スケッチ編集状態のまま、 <フィーチャータブ>から「カーブ」-「ヘリカルとスパイラル」をクリック。 プロパティを下図のように設定します。 ※ プロパティのパラメータの意味 ・指定定義 スパイラル:ピッチと回転によって定義されるスパイラルを作成する ・パラメータ ピッチ:カーブの回転の間の半径距離を設定 回転数:回転の数を設定 開始角度:スケッチした円の最初のカーブ角度を設定 左回り:回転方向を左回りに設定 「OK」をクリックすると、スパイラルカーブの完成です。   形状を作成する このスパイラルカーブをパスに使用して、「スイープ」コマンドで形状を作成します。 パスに垂直な法平面に、スイープの輪郭(断面)をスケッチします。 今回は基本3面の平面にパスを描いているので、法平面は基本3面の正面です。 正面に下図のスケッチを描きます。 (表示方向:正面) その際、下図の赤枠部分の頂点は スパイラルカーブ と貫通拘束をつけます。 (表示方向:不等角投影) ※ 貫通拘束についてはこちらで詳しく解説をしています。 → 線の真ん中で貫通拘束をつける方法   <フィーチャータブ>から「スイープ」をクリック。 プロパティを下図のように設定します。 最後にホルダーに固定する中心部分を作成し、完成です。 ※ 中心部のやり方はまた別の機会にご紹介します!   まとめ 渦巻の作成には、「ヘリカルとスパイラル」コマンドのスパイラルカーブ。 最近の蚊取り線香は色も香りもバリエーション豊富で、 ホルダーも素敵なものが多いですね。 今年の夏は蚊取り線香を活用してみてはいかがでしょうか。 ...

SW2019から使いやすくなった測定ツール!

  測定ツール 今回ご紹介するのは 測定ツール です。 測定ツールは、モデルの「エッジの長さ」や、 「面間の距離」や「面積」などを計測するコマンドです。 SOLIDWORKS2018までは、モデル編集中に測定をしたい場合、 一度コマンドを終了してから測定ツールで計測し、 再度コマンドに入り編集をする必要がありました。 それが、SOLIDWORKS2019からは いつでも測定ツールを使用できるようになりました ☆彡   【基本的な測定ツールの使い方】 CommandManagerの「評価」タブ → 「測定」コマンドをクリックします。 測定のダイアログが表示されます。 選ぶ要素によって様々な情報が測定できます。 例1 面と面を選択 → 面の面積や距離を計測できます。 例2 点と点を選択 → 点から点までの高さや幅を計測できます。 例3 点と円筒面を選択 → 円筒の中心から点までのそれぞれの方向の距離を計測できます。 また、円筒の基準には「中心距離」「最小距離」「最大距離」を選択でき、 「最小距離」に変えると円筒エッジから点までの最小距離の測定に変わります。 【SOLIDWORKS2019からの機能】 お伝えしているように SOLIDWORKS2019からはいつでも測定ツールを使用できるようになりました。 例えば、下図の穴のフィーチャーにフィーチャー編集に入っている場合でも、   「評価」タブ → 「測定」コマンドをクリックして 下図のようにエッジなどを選択すると フィーチャー編集中でも測定ができるのです。 まとめ 設計をするときには、これから作成する形状の大きさを決める際に、 取合いや現状のモデルの大きさを確認しながら決めていきます。 編集中に測定ツールが使用できるようになり、 一旦作業を中断する必要がなくなりとても便利になりましたね。    ...

製氷皿を作ってみよう – 「シェル」(その2)

前回は「1ホールの製氷皿」を作成しました。 → 1ホールの製氷皿の作り方はこちらから   今回は前回の復習も兼ねて「6ホールの製氷皿」を作成します。 ぜひご一緒に操作をしてみてくださいね。 「6ホールの製氷皿」を作る (1) 基本3面の「平面」に図のようなスケッチを描きます。   (2) 「押し出し」コマンドで図のように設定し、立体形状にします。     (3) 基本3面の「平面」に図のようなスケッチを描きます。   (4) 「押し出しカット」コマンドで図のように設定し、内側をくり抜きます。 ※今回も勾配も指定します。     (5) 「フィレット」コマンドで角に丸みをつけます。 ※ 内側側面のエッジ4本と内側底面を選択します。   1ホールを作成できました。 このフィーチャーを元にして6ホールを作成していきます。     「直線パターン」コマンドと「ミラー」コマンド (6) 「直線パターン」コマンドで図のように設定し、左右にパターン化します。     ※ 直線パターンは2つのパターン方向指定できますよ。   (7) 奥側の3つは「ミラー」コマンドで作成します。   「シェル」コマンド (8) 1ホールを作成したときと同様に「シェル」コマンドでくり抜き・・    ※ このとき「削除する面」に選択するのは外側の4面と底面です。   (9) 「フィレット」コマンドでふちの形状を整えたら・・     製氷皿の完成です!     まとめ 「シェル」コマンドを使った応用編「6ホールの製氷皿」 いかがでしたか。 今後もこのような身近なものの3Dモデル作成を お届けしたいと思います。 ご期待ください。   → このほかSOLIDWORKSの操作に関するマニュアル記事はこちらから...

製氷皿を作ってみよう – 「シェル」(その1)

今回は製氷皿を作成します。 「シェル」コマンドのちょっと驚く使い方のご紹介です。     「1ホールの製氷皿」を作る 「シェル」コマンドを使って、このような「1ホールの製氷皿」を作成してみましょう。 (1) 基本3面の「平面」に図のようなスケッチを描きます。 (2) 「押し出し」コマンドで図のように設定し、立体形状にします。   (3) 基本3面の「平面」に図のようなスケッチを描きます。 (4) 「押し出しカット」コマンドで図のような設定で内側をくり抜きます。   ※ 今回は、勾配も指定します。 (5) 「フィレット」コマンドで角に丸みをつけます。   ※ 内側側面のエッジ4本と内側底面を選択します。   「シェル」コマンドを使う (6) みなさんお待ちかねの「シェル」コマンドの登場です。   ※ このとき選択するのは外側の4面と底面です。 すると・・・ 選択した外側4面と底面が削除されて、このような形状ができます。 (みなさん想像できましたか?)   (7) 最後に「フィレット」コマンドでふちの形状を整えましょう。   「1ホールの製氷皿」完成!   まとめ 「シェル」コマンドは、下図のように モデルを空洞化、薄板化する際に使うことが多いと思いますが、 こんな使い方もおもしろいですよね。 → シェルの関連記事 次回は、今回作成した「1ホールの製氷皿」の応用編として「6ホールの製氷皿」を作成します。 お楽しみに。   → このほかSOLIDWORKSの操作に関するマニュアル記事はこちらから ...