図面

【図面テクニック】参考寸法の表示方法

  図面に寸法を記入する際、 本来、記入しなくてもいい寸法でも、 図面上で表記しておきたい寸法に( )をつけて 表記するのが「参考寸法」です。   今回は図面ドキュメントで、寸法を参考寸法の表示に変える方法を 長さと半径の2種類でご紹介します。     長さの寸法を変更するには それでは、操作方法を見ていきましょう。 表示を変更したい寸法を選択します。 寸法を選択するとツリーの表示が寸法配置のプロパティにかわります。 寸法テキストの項目の下図のボタンを押すと・・   寸法値に( )かっこが付いた参考寸法の表示に変わりました。   ****** 半径を参考寸法の( R )にするには 半径寸法は通常はこのように表示されます。   寸法配置のプロパティで、 寸法テキストの「R」は残し、<DIM>を削除します。 (※SOLIDWORKSでは寸法は自動的に <DIM> で表されます。)   ( )カッコ表示のボタンをおします。   簡単にカッコが追加できました。   一度お試しください。  ...

【図面テクニック】寸法を同一線上に整列させる方法

図面に寸法を配置する際、 寸法の配置、高さで悩んだことはありませんか? 寸法をどんどん配置していくと、 気がついたら下図面のように 寸法の配置が崩れてしまっていることも。 赤下線、青下線の寸法同士が同じ高さに配置されていれば、 図面はきれいに仕上がります。 マウスで一つずつドラッグしながらの微調整も可能ですが、 沢山あるとかなり面倒です。 そこで、今回は 【寸法を同一線上にそろえる方法】をご紹介します。 それでは、早速操作方法を見ていきましょう。 同じ高さにそろえたい寸法を 複数選択(Ctrl+左クリック)で選択します。 ※寸法が水色になっていれば選択されています。 この状態で 「同一線上/円弧上に整列」を選択します。   ↓ 「メニューバー」→「ツール」→「寸法配置」→「同一線上/円弧上に整列」をクリック。 寸法が同じ高さに整列しました。 整列した寸法を移動してみると、 揃えた寸法全体が追従して動きます。 後々の寸法整理が非常に楽になりますね。 このコマンド、ツールメニューから遠い位置にあるので、 頻繁に使用したい場合、「コマンドマネージャー」で タブを追加しておくと非常に便利です。 タブを追加する方法は、 (1)「Commandmanager」内の空白部分を右クリック。 (2)表示されたメニューから「ユーザー定義」をクリック。 (3)「新規タブ」が追加できました。 (ユーザー定義ダイアログボックスも表示されますが、  今回は不要なので閉じます) (4)追加された「新規タブ」を右クリック。 (5)「タブの追加」をクリック。 (6)「整列」をクリック。 「整列」タブが追加され、 「同一線上/同一円弧上に整列」コマンドが 手軽に使用できるようになりました。 寸法を書く際、非常に使い勝手の良いコマンドです。 複雑な図面であればなおさら寸法を整列させておけば 寸法が散らからずに済みます。 ぜひ使用してみてください。...

【図面テクニック】直径(半径)の寸法配置を一ヶ所だけ変える

今回も図面ドキュメントで使えるテクニックをご紹介いたします。 ドキュメントプロパティで寸法を中央配置に設定しておくと 自動的に中央に寸法が配置されて便利です。 中央配置設定の場合、補助線や中心線とかぶってしまった時 直線寸法などは下図のように寸法配置のプロパティで中央揃え を外して移動させることができます。 しかし、直径(半径)寸法の場合は、寸法配置のプロパティでは グレー表示になっていて中央揃えを外すことができません。 そんなときに便利な機能を紹介します。 それでは、操作方法を見ていきましょう。 配置を変えたい直径(半径)寸法を右クリックします。 表示オプション → 寸法中央揃え のチェックを外します。 これで寸法をドラッグすると、自由に動かすことができます。 あまり多用することはありませんが、知っていると便利な機能です。 お試しいただけたら幸いです。...

【図面テクニック】直径寸法の寸法線の表示を変える

今回も図面ドキュメントで使えるテクニックを ご紹介いたします。 寸法の表記の仕方は様々あります。 寸法線を延長した線上に数値を表記する形もあれば(1)、 寸法線を引き出し、水平の寸法線の上に 数字を表記して読めるようにする形もあります(2)。 (1) (2) 今回は、直径寸法の寸法線の表示を変更します。 (1)の形から(2)に変更します。 それでは、操作方法を見ていきましょう。 表示を変更したい寸法を選択します。 寸法を選択するとツリーの表示が寸法配置のプロパティにかわります。 「値」「引出線」「その他」の3つのダブ構成になっています。 その中から「引出線」タブをクリックします。 下直径寸法と同様、半径寸法も同じ操作で変更できます。 下部に「ユーザー定義テキスト位置」の項目があります。 クリックしてチェックマークを入れます。 ↓3タイプの表示方法があります。 中央の「破線引出線、水平テキスト」のボタンを選択します。 寸法線の形が変わりました。 この設定はドキュメントプロパティの設定に依存しています。 オプション→ドキュメントプロパティ→寸法→直径 テキスト位置の設定で決まります。 テキスト位置は下図の3タイプです。 ****** 今回のまとめ。 直径寸法の寸法線の表示を変えるには 変更したい寸法のプロパティ「引出線」タブ、 「ユーザーテキスト位置」で変更 ★★★★★★★★★★お知らせ★★★★★★★★★★★ 図面の基礎知識から学べる 『よくわかる!SOLIDWORKSシリーズ最新作 図面編』 6/13いよいよ発売です。 部品図、組立図の作成方法から 図枠などの図面テンプレート作成方法まで 徹底解説した全3巻。 詳しくは下記URLをご確認ください。 https://cadrise.jp/dvd/dvd_zumen_lp/ ...

【図面テクニック】寸法の表示をほかのビューに移動する

今回も図面ドキュメントで使えるテクニックを ご紹介いたします。 図面ドキュメントで寸法を 自動で挿入したとき、思うような位置に 入らなくて困ったことはありませんか? 今回は、そんな時に使えるテクニックの一つ、 寸法を他のビューに移動する方法をご紹介します。 ※寸法の自動読み込みコマンド『モデルアイテム』を使用し、 思った位置に寸法が入らない時に使用できます。 それでは、早速操作方法を見ていきましょう。 例題として、下面図の直径10を断面図に移動してみます。 Shiftキーを押しながら寸法を断面図のビューへドラッグします。 断面図のこのあたりでドロップ。 ...

【図面作成テクニック】矢印の分岐方法

こんにちは。アドライズの中澤です。 久しぶりの投稿となってしまいましたが、 今回は弊社講師の林より、 「矢印を分岐する」方法をお伝えいたします。 注記や表面性状記号等では複数個所を矢印で指示することがあります。 今回は、上記のように近接する複数の箇所を、 1つの表面性状記号で指示す場合に利用できる 矢印の分岐方法をご紹介します。   【分岐手順】 こちらの表面性状記号に追加をします。 まず、表面性状記号をクリックして、選択状態にします。(黒→水色になります) Ctrlキーを押しながら、矢印の先の点をドラッグ。 今ある矢印はそのままに、もう1本の矢印が引きずられてきます。   矢印が追加できました。 Ctrlキーを押しながら端点をドラッグ&ドロップすることで、 何本でも続けて追加することができます。   また削除するには、不要な矢印の端点を選択して Deleteキーを押します。 このときに、削除したい矢印の端点ではなく 記号全体を選択してDeleteキーを押すと、 記号自体が削除されてしまうのでご注意ください。   この矢印を分岐する方法は、矢印付きの注記でも同様に行えます。 お試しください。    ...

プロパティのコピー方法

初めまして、アドライズの五味です。 今度から私もSOLIDWORKSを勉強していきたいと思いますので、 どうぞよろしくお願いします。 さて、初めての投稿となる本日のテーマは 『プロパティのコピー方法』 についてです。 【プロパティとは?】 品名や図番、材質などの情報が入っているものです。 確認するには、部品のファイルを開いた状態で画像の上のアイコンをクリック。 すると、下図のように部品ファイルのプロパティが確認できます。 (モデル、プロパティは参考です) 通常は最初にプロパティ情報を入れてテンプレートにした ドキュメントで作成し始めることも多いと思いますが、 ・テンプレートを使用しなかった ・後から情報が加わった、変更になった というような場合もありますよね。 例えば下図のようにプロパティの情報がない場合 この部品にもさっきと同じプロパティの記載をしたい…! そんな時の操作方法をご紹介します。 ①プロパティ記述の選択 一番左のナンバリングされている列にカーソルを持っていくと、 下図のように変化します。 この状態でドラッグすることでプロパティの行を選択することができます。 反転して選択状態になっている時に、 コピーのショートカットコマンドを入力。(Ctrl+C) OKを押してプロパティ表示を閉じましょう。 ②プロパティ記述の貼り付け プロパティを上書きしたい部品のファイルを開き、 プロパティを表示しましょう。 一番左のナンバリングされている列をクリックすることで選択状態にします。 今度は、貼り付けのショートカット(Ctrl+V)をキーボード入力。 すると… さきほどコピーしたプロパティの内容が上書きされます! 【!注意!】プロパティを上書きしたい場合 プロパティ名が重複するとエラーになってしまうので、 『各項目ごとにコピー&ペーストをする』 『項目をすべて削除して、すべて上書きしなおす』 のどちらかでプロパティを変更しましょう。 いかがでしたか? 普通なら右クリックでコンテキストメニューが表示されますが、 SOLIDWORKSでは表示されないため このような手順でのコピー&ペーストとなります。 ぜひ、お手持ちの部品ファイルのプロパティについて、 コピー&ペーストを試してみてください。...

表示方向の新規作成方法

こんにちは。アドライズの中澤です。 久しぶりの配信となり 申し訳ございません。 最近おかげ様で忙しくさせていただき、 実務に少し携わっておりました。 折角なので、そこで得た知識も ご紹介していきたいと思ってます。 早速、図面の端に表示するモデルについて、 通常は不等角投影などで表示させておくことが 多いと思いますが、 「もうちょっと回転させて後側が見えるようにしたい」 とか、 「裏側から見た図にしたいけど、その表示方向がない」 などと困ることはありませんか? ということで、今回は、 個別で表示方向を設定したビューの作り方をご紹介します。 ※向きなど分かりやすいよう弊社書籍(よくわかるSOLIDWORKS演習)より クジラを使用しております。 青枠で表示されている部分、 右側面図から斜めに引き出したところ、 くじらがそっぽ向いてしまいました。 こちらに向けて見ましょう。 ちなみにこのモデルは不等角投影にするとこのようになります。 ですから、不等角投影に差し替えてみましょう。 レイアウト表示>モデルビュー 出てきた左側のモデルビューのメニューから 矢印ボタンで「次へ」へ 表示方向の選択画面より「不等角投影」をクリックして マウスをグラフィック領域にずらします。 こちらを向いたクジラがでてきました。 そっぽ向いたのは削除し、こちらを配置しましょう。 さらに。 もう少し角度を変えた表示させたいという場合は、 今ある表示方向からはできません。 新規で表示ビューを作成しましょう。 ここからは部品ドキュメントに移ります。 マウスホイールや矢印キーなどを使ってモデルを 回転させ、良い角度を決めてください。 キーボードの入力を半角入力の状態で、「スペース」キーを押すと 表示方向のウィンドウが出ます。 ↑画像のように新表示方向をクリック。 表示方向名として、その表示に名前をつけておきます。 (今回は「図面用」としました) OKを押すと、図面用というビューが完成しました。 保存しておきます。 図面ドキュメントにもどります。 先ほど不等角投影にした表示方向のところを見ると。。。 新たに図面用のビューが追加されています。 完成です。 如何でしたか? 部品によっては色々な向きで作成されていると 回転する必要のあるものも出てくるかもしれません。 ぜひ分かりやすい角度で表示してみてくださいね。 ...

【図面】Rの線を表示/非表示

今日はレジン様から頂いたご質問に 回答させて頂きました。 2D→3Dへ移行した方にとっては ソフト間の相違に戸惑いや不便を感じることも 少なくないと思います。 =============== メール講座で、簡単にレベルアップでき、 かなり感謝しております。 レベルの低い質問かもしれませんが、、 2Dの図面で、R部分が実線で表示されるのを、 無くす方法(設定)はあるんでしょうか? 立体図の時はR部分に線が表示されていても、 問題は無いのですが、正面や側面図に R部分が実線表示されると、困ってしまいます。 他社の3Dソフト(インベンター)等は 2DでR部分の実線表示はされないので、 ソリッドワークスでも、設定可能なんでしょうか? =============== はい。可能です。 しかも、色々選べます。 まずは、どんなものがあるか並べてみますね。 使った形状はコレ。 設定を変更しないデフォルト状態で図面にすると ↓このようにR部分、実線が入ってますよね。 「表示」 この線を「正接エッジ」といいます。 それを、 「フォント使用」 「フォント使用-端点の非表示」(拡大表示) 「削除」 このように選択が可能になります。 <<設定方法>> 設定から システムオプション→図面→「表示スタイル」 その中に「正接エッジ表示」というメニューがあります。 デフォルトでは「表示」になっていますので、 必要に合わせて設定を変更してください。 ***** また、この設定は「システムプロパティ」の設定になり、 SOLIDWORKS共通のため次回起動時も継続となります。 この設定は「新規でモデルビューを作る」ときのみ反映されます。 既存の図面内のビューでこの設定を切り替えたいときは 下記画像のようにビューを右クリックから「正接エッジ」で切り替えられます。 (ビュー:あらゆる方向からモデルを投影した図のこと。図面の絵を選択してアクティブになった点線枠の中)  ...

『設計ばらし』って何ですか?

今日も諏訪圏工業メッセでお問合せを 貰った内容について回答します。 「『設計ばらし』って何ですか?」 弊社の行う業務内容を書いた中に 『設計ばらし』があり、 質問して頂きました。 (図面ばらし・バラシということもあります)     3D特有のもの、 というわけではありませんし、 どのような設計を行っても、 必ず『ばらし』の作業は発生します。     【ここで1つ補足】 設計にはボトムアップ設計と トップダウン設計の2種類があります。 ・ボトムアップ設計 部品ありきの組立設計。 あらかじめ個々の部品の詳細が決まっており、 部品から全体を組み立てていきます。 ・トップダウン設計 全体像の構想から作り上げ、 細部の部品形状を作りこんでいきます。     例えばトップダウン設計では 全体像(レイアウト)が 先に作られているので形状は分かります。 しかし、そのままでは部品1つひとつの 正確な形がわからず、 製作することはできません。 だから、部品1つひとつに『ばらし』て、 機械加工等できるよう寸法公差、幾何公差、 表面粗さ、表面処理などの 作業指示まで加えた図面を描きます。   ボトムアップ設計の場合でも 組立設計後に部品1つひとつに『ばらし』ます。     これが、『設計ばらし』です。       余談ですが、この作業は設計者が 設計から『ばらし』までやることもあれば、 専任の「CADオペレーター」が行うことも あります。 (求人などである「CADオペレーター」は このような図面にするのがお仕事です)     そんな『設計ばらし』をして 部品図を作成したら、 どの部品をどこに使うのかがわかるようになっている 「組立図」も作成します。 (こちらも組図ということも) 如何でしたか? 設計といっても 様々な工程がありますよね。...