SOLIDWORKS操作マニュアル

覚えて便利なショートカットキー

今回は『ショートカットキー』について ご案内します。 SOLIDWORKSってマウスを駆使しますよね。 コマンドのボタンをクリックしたり、 ホイールをドラッグしたりで 操作を行っていきます。 でも慣れてくると、 マウスをそこまで運ぶのが邪魔になりませんか? そんな時に便利なのが『ショートカットキー』です。 右手はマウス、左手はキーボードにおいておくと すばやい操作が可能になります。 よく使うものだけでも意識して覚えると 便利でカンタンになりますよ♪   Escキー コマンドの選択の解除 Ctrlキー 押しながら要素を選ぶと複数選択ができる Deleteキー 選択状態のものを削除 Fキー 表示をウィンドウにフィット 矢印キー モデルを水平または垂直に回転(デフォルトは15度回転) Shift+矢印キー モデルを水平または垂直に90度回転 Gキー 虫メガネツール。全体のビューを変更することなくモデルの一部を拡大する Alt +矢印キー モデルの表示方向を変えずに回転(デフォルトは15度回転) Spaceキー 表示方向のウィンドウを出す。 実際の画面でお試しください!    ...

フィーチャーに画像を貼り付ける

SOLIDWORKSでは、こんな風に 画像データを貼り付けることができます。    今日はその、「画像の貼り付け方」をお伝えします。 必要なものは、 PNGやJPGなどの貼り付けたい画像です。 曲面にも貼れるので、 私は円筒のフィーチャーを用意しました。 使用するコマンドは「デカル」です。 左側のツリーからディスプレイマネージャーへ。 真ん中のコマンドがデカルです。 「デカルライブラリを開く」ボタンの下当りで 右クリックすると、 「デカル追加」というメニューが 出てくるので、そちらをクリック。 画面が開きました。 参照から挿入したい画像を選びます。 次にマッピングタブに移り、 「選択ジオメトリ」が水色の選択状態で 貼り付けたい面を選択します。 できました。 ↓実際貼り付けた画像がこちらのJPG画像 ・・・なんだか背景がグレーに見えて、 「アレ?」という感じがしますよね。 でもこれ、光の当り具合によるので よく光の当たる場所ではしっかり白いことが確認できます! それから、背景を透過しているPNGも 貼れるのですが、そのままだと こんな真っ黒になってしまうのです。 プレビューと全く違いますよね。 そんな時は 「デカルイメージアルファチャンネルを使用」にチェック。 できました。 ご活用いただけたら幸いです。  ...

薄板フィーチャー

薄板フィーチャー

開いたスケッチを薄板状に押し出したい時、 (通常は矩形など閉じたスケッチを 押し出して立体化していますよね) そこで便利なのが【薄板フィーチャー】です。 スケッチに厚みを付けて作成される(薄い板のような) フィーチャーです。 板金形状やパイプ形状を作るのに便利な機能です。 押し出しだけでなく、回転などのフィーチャーにもあります。 ただ、板の表面と裏面があるので、 寸法を入れるときは基準に注意が必要です。 【薄板フィーチャー】は  「押し出しボス/ベース」フィーチャーの プロパティ から設定することができます。 例えば、下のようなスケッチを薄板状に押し出します。 フィーチャータブから、「押し出しボス/ベース」をクリック。 すると、ツリーがプロパティマネージャーに切り替わるので、 薄板フィーチャーにチェックを入れます。 「薄板フィーチャー」のプロパティが展開され、 押し出し状態のプレビューを確認できます。 「中間平面」では描いたスケッチの両側に厚みができます。 「片側に押し出し」にすると片側にのみ厚みを付けられますが、 「反対方向」ボタンで、スケッチの上側に厚みをつけるか、 下側に厚みをつけるか変更することができます。 また、「自動フィレットコーナー」にチェックを入れると、 板の曲げ部分にフィレットをかけることができます。 半径の設定値は、曲げの内側の半径値です。 上記のプロパティのように設定すると、 このような薄板状のモデルが完成します。  ...

【アニメーション】ケーブルを動かす

今週もご応募いただいた質問に回答します。 ***** スカラーロボットの3D動作の表現する場合、 ケーブル部は変形を含む3D動作となるため 動画のような表現は3D-CADでの表現は 不可と諦めていますが、 動画に近い表現が可能でしたら、教えてください よろしくお願いします。 *****   二つの物体をケーブルでつなぎ、 移動させるという簡単なアニメーションの 作り方でご案内しますね。 まずは部品の作成。 仮にこのようなブロックを作成しました。 カーソルがある先にはケーブルの接続場所となる 「点」を付けてあります。 ケーブルは後で付け足しますので、 部品として必要なのはこれだけです。 これをアセンブリドキュメントで配置します。 下のブロックは動いて欲しくないので、 右クリックして出てきたメニューから「固定」を 選択しておきます。 アセンブリ上で新しく3Dスケッチを開始します。 この二つの間を3Dスケッチで描いた スプラインのケーブルでつなぎます。 スケッチコマンド下の三角ボタンから 「3Dスケッチ」に入り、スプラインのコマンドへ。 ブロックの上につけた点から点へ、 一致の合致を付加して描いてください。 ケーブルは伸縮性がないと考え、スマート寸法にて 寸法も入力しておくことが可能です。 (ここで完全定義してしまうと後で動かせないので  必要最低限の定義のみにしてください。) 「既存部品/アセンブリ」から「新規部品」をクリック。 加わりました。 先ほどの3Dスケッチをエンティティ変換で持ってきます。 フィーチャータブが出現しているので、「スイープ」。 基本形状ができました。 あとは、動かすのみですね! 画面左下のモーションスタディをクリック。 アニメーションの画面下半分にでました。 例えば、10秒のところでクリックし、 10秒後に動いておいてほしい場所に 上のブロックをドラッグして動かします。 「再構築」 「計算」 再生を押すと、10秒かけて ずらした場所へと徐々に移動していく様子が 見られます。 同じようにタイムラインをずらして ブロックを任意の場所に持っていくことで アニメーションを作成することが可能です。 保存したい場合は こちらをクリックするとavi形式の 動画をとることが可能です。        ...

見た目をツルツルにする

今日は、見た目を変えます。 ↓球体を作ると通常はこのようにくすんだ形で出ます。 それが、設定を少し変えるだけで ツルツル!になりました。 『リアルビュー』という機能です。 ※PCにより使えない場合があります。 https://www.solidworks.co.jp/sw/support/videocardtesting.html 上記よりご確認ください。 (また、メニュー選択時に文字がグレーになっている場合も使用できません。) ヘッズアップツールバーのモニターアイコンの中にある RealView Graphics という設定をオンにします。 鉄やプラスチックなどの素材にすることも出来ますが、 リアルビューの設定で見た目は全く変わります。 ↓ ↓ ↓ 背景を設定しておくと、違いは一目瞭然ですね。 これを使うのは、一時的に完成イメージが見たいとか、 実際の質感を見ながら作れる時に有効です。 設計時には向きを変えるときなど処理が遅く感じたり、 キラキラして形状を確認しにくくなるなどありますので オフにしておくことをオススメします。 外観(素材)の設定 画面右端の『外観、シーン、デカル』をクリック 外観を選ぶと、 沢山の素材などが入っています。 変更したいものを選んでドラッグ&ドロップ ドロップするとメニューが現れます。 どこにその素材を適用するかという選択肢です。 面 フィーチャー ボディ ドキュメント 外観フィルター で並んでいますので任意のものを選択ください。 ※背景も同じように外観の下のシーンから選び、 ドラッグ&ドロップで変更できます。  ...

「一致するネジ山フォルダ」で干渉を分ける

前回の続きです。 ネジ部分干渉認識を1つにまとめる 前回はファスナーフォルダーで ネジ部分の干渉をまとめました。 ツールボックスから挿入したネジなどには有効でしたね。 でも、作成したフィーチャーにねじ山を作ったものには有効ではないので、 そういったものには『一致するネジ山フォルダ』を使用します。 ↑ ここに入っているものは、ネジ山としての干渉だけです。 前回のファスナーフォルダーよりいいところは 問題のない干渉だけが入っているということです。 同じネジ山の干渉でも問題のある干渉はこのフォルダーに入りません。 こんな風にまとまったら便利だと思いませんか? でもこれ、しっかり作らないと なかなかこのフォルダーに入ってくれません。 穴側の穴ウィザードと軸側のねじ山フィーチャーが 同じ規格、同じサイズになっていることが重要です。 穴ウィザードのねじ山の仕様 (ツリーの穴ウィザードを展開して「穴のねじ山」を参照) ↑ 穴側、JISのM10x1.0で作成しました。 ↓ 軸側も同じくJISのM10x1.0で作成します。 ※軸側のねじフィーチャーでは、 規格が「なし」を選択されていたり、 深さがブラインドの指定になっていたりする場合は 一致するねじ山としては認識されません 以上のように揃えて作成されたネジに関して 干渉計算すると、出てきます。 オプションから「一致するねじ山フォルダを作成」に チェックを入れると、 フォルダに入ります。 沢山干渉が出てしまうような場合など、 簡単に除外できるので機会がありましたらご活用ください。  ...

ネジ部分干渉認識を1つにまとめる

今回はお問合せを頂いていた続編をお伝えします。 ネジ穴にネジを入れた構造を作り、 干渉認識を計算すると、干渉が発生してしまいますよね。   でも、これは「取り除かなければいけない干渉」ではありません。 一つずつ確認して無視することも可能ですが、 【ネジに関する干渉】をまとめた1つのフォルダにいれることも可能です。     例として、下記のようなモデルを作成しました。 (穴ウィザードでネジ穴をあけ、 ツールボックスよりJIS規格のネジを挿入しています) 干渉認識では、3つの干渉が見つかりました。   ここで、その下にあるオプションから 「ファスナーフォルダの作成」 にチェックをいれます。   すると、 先ほどの3つの干渉がファスナーというフォルダに入りました。   ”ファスナー”合致で挿入された部品への干渉部分がフォルダに入ったということです。   このフォルダに移動されていない干渉は その他の問題が原因となり、検証が必要と一目で分かりやすくなります。   もう一つ、似たものに 「一致するねじ山フォルダ」があります。 こちらもまた解説していきますね。   お楽しみに♪...

SOLIDWORKS2016のアイコン色を変更する

早速、今週の質問はこちらです! ============ 先日、会社のSOLIDWORKSのバージョンが上がり、 2016を使用することになりました。 しかし、どうしても色味に慣れず 使いにくいのです。 以前のアイコンに戻せる機能がついていると聞きました。 どうやるのか教えてもらえませんか? ============ A様ありがとうございます。 今までの黄色x緑の色味から 白x青の色味へ変更されています。 詳しい設定方法の前に、 まずはご使用のSOLIDWORKS2016の サービスパックのバージョンをご確認ください。 ヘルプ ⇒ SOLIDWORKSについて 上の方に「SOLIDWORKS2016~~ SP3.0」 という表記があります。 SP3.0以上で変更が可能になります。 3.0未満だった方は、同じくヘルプから アップデートチェック を行ってください。 ここまで出来ていれば簡単です。(2017も同様に変更できます) システムオプションをクリック。 左側のメニューから「色」を選択。 アイコンの色をクラシックに変更してOKです。 背景色なども変更できます。 またコチラはシステムオプションですから 一度設定してしまえば次回起動時もこちらの設定になります。 ...

図面の部品表をカスタム

コンフィグレーションでサイズ違いのボルトを作成し、 アセンブリして図面化する・・・ その際、 「部品番号を変更させたい」 「表示項目を変更したい」 といったこと、ありませんか? 今回は、部品表をカスタムする方法をお伝えします。 頂いた質問はこちら =============== 2D図面で、アセンブリの部品表を 作成するときにとある部品の使い分けを行いたい場合、 同じバルーンの数字で複数の部品を 指定させることはできるのでしょうか。 製品Aに部品aが使われていたとして、 場合によってはa'を使いたいとした場合、 部品表に同じバルーンのNoで 部品aと部品a'を両方表示させたい。 何か手段・方法があれば教えていただけないでしょうか。 =============== ありがとうございます。 例えば、上のようなアセンブリ(メールセミナーで使用したコンフィギュレーションの六角ボルトを使用しています。)を作成して図面表を作る場合。 (画像では分かりやすいよう、ボルトは浮かせて作成しています) こんな風に部品番号が別々でつきます。 でも、ある操作により、↓のように部品番号を操作できるようになります。 ある操作とは、各部品に文書情報を付加し、それを表示させることです。 部品ドキュメントでファイルプロパティから、 「コンフィギュレーション特有」タブ 設定対象に該当するコンギギュレーションを選択 (複数の場合は各コンフィギュレーションに下記設定を行います) プロパティ名をダブルクリックして「部品番号」 タイプに入力したいもののタイプ(今回はアルファベットを使用したのでテキストです。) 値/テキスト表現に「2-a」など表示させたい部品番号 OK この作業を他の部品に行います。 コンフィギュレーションではない部品には隣の「ユーザー定義」タブから 同様の設定が可能です。 これで表示の準備は整いました。 図面ドキュメントに戻り、部品表を表示させましょう。 「アノテートアイテム」タブ内「テーブル」より、「部品表」をクリック。 部品表を作成する対象のモデルビューをクリック 部品表タイプ「部品のみ」 部品コンフィギュレーションのグループ化は 「同一部品のコンフィギュレーションを別アイテムとして表示」を選択 OK まずはこのような部品表を作成し、任意の場所でクリック。配置します。 表の上にカーソルがあると水色の枠が表示されるので、 Aの上でマウスが図のように変化したらダブルクリック。 列タイプを「ユーザー定義プロパティ」にすると、 下に「プロパティ名」は現れるので部品番号を選びます。 先ほど各部品につけた部品番号に変わりました。 同じように行にカーソルを併せて「並べ替え」を行います。 完成しました。 さらにバルーンをつけるには、、 「複数インスタンスを無視」の選択を解除。 バルーンテキストも 「ユーザー定義プロパティ」にし、 「部品番号」にしておきます。 付けた番号が反映されました! 如何でしたか? コンフィギュレーション自体の解説もメールセミナーで 行っておりますので、そちらも併せてご利用ください。...

下のモデルのエッジが点線で表示されるのを回避する

今回も質問の回答をしていきます。 T様ありがとうございました。 今回のご質問は、表示に関するものです。 *************** コンベアのアセンブリを表示していて、 表示倍率を引き気味に(全体見渡すよう)した場合、 1mmくらいの厚さのコンベアベルトの下にある部材のエッジが 破線のように見えてしまいます。 表示を拡大すると徐々にエッジが消えていくのですが、 全体見渡し画面で、エッジを消したいです。 今私ができる対策としては、エッジを表示したくない部品のみを シェーディング表示することで破線のようなものが消えます。 しかし、この方法ですとシェーディング表示された部品が ぼやけて見えてしまい部品の存在がわかりにくくなります。 部品をシェーディング表示にせず、破線のようなものを消す方法を教えて下さい。 よろしくお願いいたします。 *************** どういうことかというと、下図のようになにかしらの部品の上にベルトなど 薄いものが覆う形状ってあると思います。 実際これをSOLIDWORKSで作ってみると。。 このように、下のモデルのエッジの線が出てしまうのです。 (拡大すると出ません) T様のようにシェイディング表示にすると、 確かに線は消えますが、ぼやけた印象になりますよね。 更に、前回図面でご紹介した「正接エッジの表示/非表示」を モデルに対しても「削除」設定にしてみると。 ダメでした。 ******* 原因と対策 ******* こうなってしまうのは、 ベルト部分の薄さに原因があります。 あまりに薄いので出てきてしまうんです。 対策としては2つ考えられます。 ですが申し訳ありません。 どちらの対策も設計を変えてしまうような方法になります。 (1)厚みを増やす (2)クリアランスをあける どちらも”1mm”で効果が出ますが、その1mm分設計とは変わりますので プレゼン資料に使用するなどで絵的なものが欲しいときのみ有効な手段です。 (T様のようなアセンブリの場合は厚みを増やす方が有効と思われますが、  どっちの方法で消すのがいいかはモノによりますのでご検討ください。  弊社も資料画像などはこのように少し変えて撮っています。) (1)厚みを0.1mmから1mmへ増やした場合  (2)間に1mmのクリアランスをつけた場合 このように消えました。 ただ、さらに縮小させると結局出てくるんです。。 必要なサイズで表示されないよう調整ください。 明確な回答にならず申し訳ございませんが、 これも1つの方法ということでご案内させて頂きました。 上記の方法は外観的な対策となります。 設計データは変更しない方がいいので、 外観用のデータを用意しお試しください。 また、ほかの回避方法を見つけましたら ご案内していきたいと思います。  ...