SOLIDWORKS操作マニュアル

SOLIDWORKS練習帳 基本形状A 3Dプリンタ出力

  SOLIDWORKS練習帳の中から基本形状Aを3Dプリンタで出力してみました。   基本形状Aは、「押し出しボス/ベース」と「押し出しカット」を組み合わせ、 5つのフィーチャーにより作成された部品です。   https://www.youtube.com/watch?v=rzFvhxPCKCo   この動画は早送りで、9倍速くらいになっています。   実際には、W 50 × D 25 × H 25 (mm) の大きさで、30分ほどの出力時間でした。   もちろん、プリンタに送ったデータは、SOLIDWORKSで作成しています。   より詳しく3次元CAD SolidWorks(ソリッドワークス)を勉強したい方は、 よくわかるSOLIDWORKS教材本をご覧下さい。   入門書から練習帳までCADRISEのおすすめの本。 3次元設計の習得のための無料ダウンロードデータ付きです。 ...

エンティティ変換② ~エンティティ変換の手順~

今回は【エンティティ変換】の手順について説明します。   【エンティティ変換】は、まず、スケッチを投影したい面(この説明ではモデルの底面)を選択し、 「スケッチ」タブの「スケッチ」コマンドを選択します。                         次に、ツリーの履歴から、スケッチ面に投影したいスケッチを選択します。 履歴のスケッチをクリックすると、モデル上では選択されたスケッチが水色で表示されます。                         「スケッチ」タブから、「エンティティ変換」コマンドを選択します。         選択したスケッチを、現在のスケッチ面に投影することができました。                           「フィーチャー」タブの「押し出しカット」コマンドで、下図のように設定すると、                         モデルの底面から、上面と同じ位置の同じ大きさの穴を開けることができます。                           「エンティティ変換」で投影したスケッチは、元のスケッチに依存します。 なので、元のスケッチを編集すると、                         「エンティティ変換」で投影したスケッチにも編集が反映されます。                                ...

エンティティ変換① ~エンティティ変換の機能~

今回は【エンティティ変換】の機能について説明します。   【エンティティ】とは、点やエッジ、面などの要素のことを指します。 【エンティティ変換】では、エッジ、面、スケッチ、エッジの集合などを、 スケッチ平面へ投影することができます。     例えば。 モデル上面に空いているφ10mm穴深さ10mmの4つの穴を、底面からも空けたい場合、                           モデル上面に描いたスケッチを、底面に投影することができます。                           「エンティティ変換」で投影したスケッチは、元のスケッチに依存します。 なので、元のスケッチを編集すると、                           「エンティティ変換」で投影したスケッチにも編集が反映されます。  ...

分割ライン①  ~分割ラインフィーチャーの使い方~

【分割ラインフィーチャー】は、スケッチを投影して面を分割することができます。       分割ラインフィーチャーの使い方 【分割ラインフィーチャー】を作成するには、まず、分割したい面にスケッチを描きます。                         スケッチが描けたら、「コマンドマネージャー」の「カーブ」から、 「分割ライン」コマンドをクリックします。                     プロパティを左下の画像のように設定します。 分割タイプには「投影」を選び、スケッチを投影する面は、スケッチを描いた面を選択します。                           OKボタンをクリックして確定します。       スケッチの内側の面と外側の面をクリックしてみると、別の面になっていることが確認できます。                                    ...

ループの選択

スケッチを描いていて、既にあるエッジやスケッチを参照することは多いかと思います。 そういった場合、エンティティ変換やエンティティオフセットなどを使います。 その際Ctrlを押しながらクリックすることで複数のエッジを選択します。 しかし、複雑になればなるほど手間が増えてしまいます。 また、形状的にエッジが隠れて選択しづらいときもあるかと思います。 そこで「ループ選択」を使います。   たとえば下図が完成としましょう。                 星型のスケッチを描き、押し出します。                 新たにスケッチに入ります。                 エッジを右クリックすると、メニューがあらわれるので 「ループ選択」を選びます。                 「ループ選択」を選ぶことによって そのエッジに隣接する面の外周を一気に選択できます。 そして「エンティティオフセット」をクリック。                 「反対方向」にチェックをします。               「押し出しカット」をクリック。               完成。                 外周の方向を反転することも出来ますので 必要とする外周でなかった場合はハンドルにより修正してください。             作業の効率化に役立てましょう。      ...

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フィルパターン

今回は[フィルパターン]についてご説明します。   [フィルパターン]とは定義された領域にフィーチャーのパターンや 定義済みのカット形状を配置し、フィーチャーパターンを作成する機能です。   フィルパターンは 境界の選択→パターンレイアウト(配列形状)の選択→パターン化するフィーチャーの選択 といった順序でパターン化します。   最初に「境界の選択」から行います。 まず境界線となるスケッチを描きます。   境界線が描き終わったら一度スケッチを終了します。   次に「パターンレイアウト(配列形状)の選択」をします。   <フィーチャータブ/パターン>フィルパターンをクリックします。   先ほど描いたスケッチを選択し、パターンレイアウトを選択します。        ※今回は穿孔を選択します。 次に「パターン化するフィーチャーの選択」をします。         ※今回は菱形を選択します。   今回はこのように設定してみます。                   そしてOKをクリックして完成です。   今回はパターン化するフィーチャーをSOLIDWORKSで用意されているものから選択しましたが、自分で作成した形などをパターン化することも可能です。...

スマート寸法

今回は【スマート寸法】について説明します。   寸法は、作成したスケッチ線の長さや角度を入力するのに必要なコマンドです。 寸法には、「線の長さ・円の径の大きさ・角度」などがあります。 これらの数値を入力することで3Dモデルの形にします。     ここでは「直線」で適当な三角形を書き、線の長さと角度の寸法を入力し、 図形の大きさを整えていきます。                                           コマンドマネージャーから「スマート寸法」をクリックするか、 または、マウスの右クリックをして下の図のように「スマート寸法」を出します。       「スマート寸法」を選択したら左の一辺をクリックしてみましょう。                         カーソル寸法がついてくるので、画面上適当な箇所でクリックします。                   クリックすると下記のような図が出てくるので、そこで「100」と入力します。 「enter」もしくはOKをクリックすることで、線の長さが確定します。                                             寸法配置プロパティ主要値に、現在選択している寸法の長さが表示されます。 ここの数値を変更することでも、長さを変えることが出来ます。               角度を入力したい場合は、まず先に「スマート寸法」をクリックし、 その角度にあたる左右の直線をそれぞれクリックします。 すると寸法の表示が角度に変わります。                 --------------------------------- 重複して寸法を入れてしまうと、下記のように黄色に変わりエラーとなります。 その場合は問題解決ができなくなるので、「キャンセル」をクリックし、 重複しないように気をつけましょう。                 ●従動寸法に設定 ・参考寸法扱いになり、エラーを回避できます。ただし、寸法の変更が出来ません。 ●駆動寸法のままに設定 ・エラー(重複寸法)になります。黄色に表示されている箇所が矛盾している部分です。 削除することで矛盾が解決します。                                                    ...

完全定義

今回は【完全定義】について説明します。 矛盾のない完全なモデルを作成するには、スケッチを完全定義にする必要があります。 完全定義とは、図形に寸法や幾何拘束などの情報を与えて形状を定義することです。     スケッチの定義状態には、次の3種類があります。 ●未定義…スケッチの定義が不十分な状態 (青色で表示) ●完全定義…スケッチの情報が完全である状態 (黒色で表示) ●重複定義…スケッチの寸法が重複していたり、拘束が矛盾している状態(黄色で表示)               スケッチを完全定義にするには、「スケッチの形状・大きさ・位置」の情報を 不足なく与えると完全定義になります。   形状の情報 (どのような形をしているか…ここでは長方形)                   大きさの情報 (大きさはどのくらいか)                     位置の情報 (空間のどこにあるのか)                   未定義のスケッチでもフィーチャーを作成することは可能ですが、 後の変更のためには、完全定義にしておくことが望ましいです。 また、重複定義(未解決・無効)のスケッチは、 モデルがエラーになるので必ず修復しましょう。                ...

ロゴのトレース

今回は【ロゴのトレース】をしてみたいと思います。   以前の「テキスト その1」 「テキスト その2」では文字を部品の面にスケッチしましたが、 今回はテキストではなく「ロゴ」などの「bmp」や「png」形式に保存した画像をスケッチ図として持ち込み、 トレースする方法をご説明します。               ↑まず、上の図のようなモデルをつくります。                               ↑今回は「CADRISE.bmp」の画像を取り込みます。 画像を挿入したい面にスケッチに入り、 「ツール」→「スケッチツール」→「スケッチ図」を選択します。                         ↑適度な位置に配置します。(《CAD》のみトレースします)                       ↑早速スケッチをはじめましょう。 画像を挿入したままの同じスケッチで、 「直線」と「スケッチフィレット」を用い《CAD》をトレースします。 トレースする図形によっては「円弧」や「スプライン」等を使い分けてください。                       ↑スケッチを終了します。                     ↑《CAD》をトレースしたスケッチを選択して、「フィーチャー」の「ラップ」をクリック。                       ↑「ラップパラメータ」の「浮き出し」を選択します。                       ↑つぎに「浮き出し」する「面」を選択し、ここでは厚さ「3.00mm」で、OKをクリックします。                       ↑ロゴを「浮き出し」でトレースできました。                       ↑また、「掘り込み」を選択し「3.00mm」の場合は上の図のようになります。 ※ 「線彫り」は、面上にスケッチの輪郭の2Dフィーチャーを作成することです。      ...