マニュアル

表示方向の新規作成方法

こんにちは。アドライズの中澤です。 久しぶりの配信となり 申し訳ございません。 最近おかげ様で忙しくさせていただき、 実務に少し携わっておりました。 折角なので、そこで得た知識も ご紹介していきたいと思ってます。 早速、図面の端に表示するモデルについて、 通常は不等角投影などで表示させておくことが 多いと思いますが、 「もうちょっと回転させて後側が見えるようにしたい」 とか、 「裏側から見た図にしたいけど、その表示方向がない」 などと困ることはありませんか? ということで、今回は、 個別で表示方向を設定したビューの作り方をご紹介します。 ※向きなど分かりやすいよう弊社書籍(よくわかるSOLIDWORKS演習)より クジラを使用しております。 青枠で表示されている部分、 右側面図から斜めに引き出したところ、 くじらがそっぽ向いてしまいました。 こちらに向けて見ましょう。 ちなみにこのモデルは不等角投影にするとこのようになります。 ですから、不等角投影に差し替えてみましょう。 レイアウト表示>モデルビュー 出てきた左側のモデルビューのメニューから 矢印ボタンで「次へ」へ 表示方向の選択画面より「不等角投影」をクリックして マウスをグラフィック領域にずらします。 こちらを向いたクジラがでてきました。 そっぽ向いたのは削除し、こちらを配置しましょう。 さらに。 もう少し角度を変えた表示させたいという場合は、 今ある表示方向からはできません。 新規で表示ビューを作成しましょう。 ここからは部品ドキュメントに移ります。 マウスホイールや矢印キーなどを使ってモデルを 回転させ、良い角度を決めてください。 キーボードの入力を半角入力の状態で、「スペース」キーを押すと 表示方向のウィンドウが出ます。 ↑画像のように新表示方向をクリック。 表示方向名として、その表示に名前をつけておきます。 (今回は「図面用」としました) OKを押すと、図面用というビューが完成しました。 保存しておきます。 図面ドキュメントにもどります。 先ほど不等角投影にした表示方向のところを見ると。。。 新たに図面用のビューが追加されています。 完成です。 如何でしたか? 部品によっては色々な向きで作成されていると 回転する必要のあるものも出てくるかもしれません。 ぜひ分かりやすい角度で表示してみてくださいね。 ...

パック&ゴーって何?

おはようございます。 アドライズの中澤です。   会社内で飛び交う会話について 先日、「それ何?」というものがあったのでシェアします。   【パック&ゴー】 「それをパック&ゴーして」 「パック&ゴーしたの?」 というような会話が設計者やCADオペレーターの間でされていました。 実務にいない私には聞きなれない言葉だったので 解説してもらいました。   パック&ゴーとは、 SOLIDWORKSは部品やアセンブリ、図面など、複数のドキュメントやファイルを 作成していきますが、お互いに関係性があります。 例えば、アセンブリは部品ドキュメントを参照しています。 図面も作成した部品ドキュメントに依存して作成されます。   ですから、別案件で以前作ったのと同じようなの使いたいなーって 単純にそのアセンブリドキュメントだけコピーしてきてもエラーになる可能性が ものすごく高いのです。   そこで、【パック&ゴー】の出番。 このコマンドで、関連する全てのファイルをコピーして複製してくれます。     ** 操作手順 ** ①コピーしたいファイルを開いて ファイル>パック&ゴー   ②出てきたメニューより保存するファイルや保存先を指定>保存     操作はこれだけです。 実務をしていないとなかなか行うことの無い機能かと思いますが、 沢山使用するものなので、知らなかった方は言葉だけでも覚えてみてくださいね。    ...

便利に使いこなせ!マウスジェスチャー

今日ご紹介するのはコレ↓ ↓ ↓ 見たことありますか? 「マウスジェスチャー」という機能です。 グラフィックス領域で右クリックしたまま任意方向にドラッグすると、これがカーソルの周りに出現します。 カーソルを上下左右に移動させることでメニューを選ぶことができます。 上記は4メニューですが、8メニューに設定することも可能です。 図面、部品、アセンブリ、またはスケッチで、ツールまたはマクロを呼び出すことができます。 デフォルトでは表示方向を中心に設定されています。 スケッチ編集中のマウスジェスチャーはこちら↓ ↓ ↓ 例えばスケッチ編集中には スケッチを描いて、寸法を入れて・・・という動作が 都度画面左上のコマンドボタンを押しにいきますよね。 でも、このマウスジェスチャーを使えば、モデルからカーソルをちょっと外した グラフィックス領域で少しだけドラッグするだけで、よく使うスケッチの 直線、円、矩形等を描くモードにすぐ入れます。 描き終わったらマウスジェスチャーの上側にあるスマート寸法で 寸法も入れられます。 つまり、マウス動作が最小限に抑えられます。     でも、このメニュー使いにくいなぁ。。 こんなのあってもあんまり便利にならないなぁと感じる方もいると思います。 設定が出来ます! ツール→ユーザ定義 マウスジェスチャーというタブがあります。 この画面から設定します。 右上でメニューの数が4か8動作かを選べます。 部品・アセンブリ・図面・スケッチのそれぞれの状態で出るメニューを選べます。 出したいコマンドを探し、そのマスにカーソルを合わせると三角ボタンがでるのでクリック。 設定したい方向を選択しておきます。   いかがでしたか? マウス移動の僅かな距離を短縮させるだけといえばだけのコマンドですが、 この使用に慣れると 「ものすごく便利で他の端末使った時に出てこないと使いにくくてしょうがない」 という感想も出ていました。 よく使うメニューなど、自分なりの設定で使用してみてくださいね。   最後に設定すると便利かもしれないコマンド (実際に使用している設計者に聞きました)を下記にご紹介します。 ・部品 穴ウィザード、スケッチ、測定、選択アイテムに垂直 など ・アセンブリ 測定、左側面、右側面、選択アイテムに垂直 など ・図面 モデルの挿入、直線、円、スマート寸法 など ・スケッチ 押し出し、押し出しカット、スマート寸法、選択アイテムに垂直 など    ...

モデリングの方法色々

こんにちは。アドライズの中澤です。   久しぶりの投稿になってしまいました。 私たちはこの夏、数人の大学生をインターンシップ生として 迎えておりました。   実務を体験していただきましたが、 どの学生さんも学校などですでにSOLIDWORKSは 使えるようになっている優秀な方ばかり。 でも、一応お伝えするにあたりレベルチェックは させて頂きたい、と最初に練習問題を出題させていただきました。   そこで、学生さんたちにお伝えさせていただいた内容が 好評でしたので、ここでもお伝えさせていただきたいと思います。     かなり簡易な形にしていますが、皆さんだったらこの形、 どんなアプローチで作成しますか? 色々なやり方があると思います。 学生さんがやってた方法や弊社が推奨する方法を混ぜて、 まずは3択。あなたならどれで作りますか?   方法1:断面形状を作って回転で作成 方法2:頭と胴体を別々のフィーチャーで作成 方法3:全体の形を作ってから削る   では、1つづつ見ていきましょう。 ※その形が出来ていることには違いが無いので どれも間違いではないことを先にお伝えさせてください。 ここでは、より効率的であったり、シンプルで分かりやすく、 設計変更がしやすいという、実務に向いた設計手法として 弊社の推奨するやり方をご案内させて頂いております。 方法1:断面形状を作って回転で作成 円形の形状の場合の作成手順としては、 このやり方を取られる方も多いのではないかと思いますが、 これだと形状が複雑である場合に応用が利きにくいため、 今回のような単純形状以外には向いていないと考えられます。 設計変更が生じた場合、どこか1箇所でも寸法を 変えただけで他のところまで変えなくてはいけなくなる可能性があり、 制御が難しくなる方法といえるからです。   方法2:頭と胴体を別々のフィーチャーで作成 2つのフィーチャーがくっついている形状にも見えるので このような作成を選ぶ場合もありますよね。 しかし、実際の加工を考えたらどうでしょうか。 2つの塊をくっつけて作るということはしません。 また、図面を見ても、頭の部分の寸法は 記載されていません。 簡単に推測できる部分ではありますが、 図面どおりに作ることを考えた場合、 こういった方法も現実的ではないと言えます。 方法3:全体の形を作ってから削る アドライズがお勧めする手法が最後のコチラです。 最大の大きさのところで円筒形を作り、 そこからカット、カット、で形を作り上げていきます。 方法2でも少しふれましたが、実際の加工工程と 同じにしています。     完成した形だけを見ればどれも同じですが、 色々な作り方があります。 実際の現場では、設計変更や、複数人で作り上げるなど、 学生とは違う場面が多々あります。 誰が見ても分かりやすく、作りやすい形状であることも 大事な要素であると考えます。   ご参考になれば幸いです。                ...

パワートリム

「エンティティのトリム」の中から 【パワートリム】についてご説明します。 【パワートリム】はエンティティの トリムの中でも素早く不要な線を取り除ける機能です。 上のようなスケッチがあり外側の線だけが必要だとします。 内側の円弧と鉛直線が不必要なので切り取ります。 Command Managerから【エンティティのートリム】をクリックします。 オプションで【パワートリム】を選択します。 図のように切り取りたい線の上をまたぐようにドラッグします。 線をまたぐと同時に線が切り取られます。 続けてもう一つの線も切り取ります。 不必要な2本の線を切り取ることができました。 --------------------------------------- しかし、パワートリムの機能はこれだけではありません。 線を切り取るだけでなく、線を伸ばしてつなげることもできてしまうのです。 【パワートリム】は上のように開いた線を繋げることもできます。 開いた線の先端をクリックします。 繋げたいところまでドラッグします。 開いた線を繋げることができました。...

『階層リンク』で目的にすぐアクセス

今回はSOLIDWORKS2016からの新機能である 『階層リンク』についてご案内します。   部品ドキュメントやアセンブリドキュメントで使用できます。 ただ表示しただけでは『階層リンク』はまだありません。 (今回はアセンブリドキュメントでご案内しています)   変更や修正などをしたい、といじろうとするとき、 今までなら該当箇所をクリックし、左側のツリーからそのフィーチャーを 探しだし、修正画面に入りますよね。   しかし、新しいバージョンでは 変更や修正をしたい、と該当箇所をクリックすると 左上にメニューが現れます。 これが『階層リンク』です。↓ 下にあるスケッチをクリックすると ツリー内を探さなくてもすぐにスケッチ編集に入れます。   さらに上には、その該当部分に属する合致も表示されるので 合致の編集にもすぐにアクセスできます。     いかがですか? 便利ですよね。   2016以降を使用している方はぜひお試しください!...

【作ってみよう】ファイルスタンド その2

前回の続き 【作ってみよう】ファイルスタンド ここまで作ってもらってありますでしょうか? まずは1こを↑ここまで完成させましょう。 角を丸くするのはフィレットや面取りに任せるので後で行います。 上記のようなサイズで押し出しカットします。 最後に、そのままでは角がいたそうなので、 上のように角4ヵ所を半径30mmでフィレットしておきます。 ***** 【直線パターン】 次はこの形を3個並べます。 アセンブリで並べていくことももちろんできますが、 部品ドキュメントの中でも並べることができます。 コマンドはフィーチャータブのフィレットの横にありますよ。 もし無かったら、『○○パターン』という前回使ったものに なっているので、その下の三角ボタンをクリックして 選択します。 左側に出てきた↓メニューで設定を行います。 「方向1」 は直線的に並べる方向を指定します。 エッジ1となっているのは、ファイルスタンドの手前のエッジです。 ここを指定すると上図のようにグレーの矢印が出現するので方向を右側になるよう調整します。 (グレーの矢印をクリックしても方向を変えられます) また、隣接させる面を指定してもOK!   間隔は厚みと同じ100mm、インスタンスは3と指定します。 ボディは今まで作ってきたものを指定します。 OKしたら出来上がります。   完成しました!        ...

【作ってみよう】ファイルスタンド

以前スプーンを作る課題を出させて頂きました。 ご好評につき、第2弾はファイルスタンドを作成します。 今回のは簡単かもしれません。 いつもの解説というよりは、作成方法の回答を していきますので、ご自身で考えながら先にお進みください。   まず最初に、「どうやって作るか?」 というところから考えてみましょう。 闇雲に作るより、しっかり道筋が出来ていることは 重要なことなので、コマンドどれ使うかなどは 抜きにして、どう作っていくかを考えましょう。 ***   同じ形が連続していますよね? つまり、下記のようなスタンドを一つ作れれば、 あとは同じものを3個並べれば完成です。 作成の第一段階として、この形状を作ることを目指しましょう。       今日は下記形状までを作りますね。 上図はスケッチの図です。 これを描き、押し出し(100mm)で立体的にします。 水色にハイライトしている部分をフィレットします。 (50mm) 周りの角もフィレットします。(3mm)   最後にシェルで中身を抜きます。 (厚み2mm)     できましたか? 次回は完成させます。 今週はここまで作っておいてくださいね。                ...

覚えて便利なショートカットキー

今回は『ショートカットキー』について ご案内します。 SOLIDWORKSってマウスを駆使しますよね。 コマンドのボタンをクリックしたり、 ホイールをドラッグしたりで 操作を行っていきます。 でも慣れてくると、 マウスをそこまで運ぶのが邪魔になりませんか? そんな時に便利なのが『ショートカットキー』です。 右手はマウス、左手はキーボードにおいておくと すばやい操作が可能になります。 よく使うものだけでも意識して覚えると 便利でカンタンになりますよ♪   Escキー コマンドの選択の解除 Ctrlキー 押しながら要素を選ぶと複数選択ができる Deleteキー 選択状態のものを削除 Fキー 表示をウィンドウにフィット 矢印キー モデルを水平または垂直に回転(デフォルトは15度回転) Shift+矢印キー モデルを水平または垂直に90度回転 Gキー 虫メガネツール。全体のビューを変更することなくモデルの一部を拡大する Alt +矢印キー モデルの表示方向を変えずに回転(デフォルトは15度回転) Spaceキー 表示方向のウィンドウを出す。 実際の画面でお試しください!    ...

フィーチャーに画像を貼り付ける

SOLIDWORKSでは、こんな風に 画像データを貼り付けることができます。    今日はその、「画像の貼り付け方」をお伝えします。 必要なものは、 PNGやJPGなどの貼り付けたい画像です。 曲面にも貼れるので、 私は円筒のフィーチャーを用意しました。 使用するコマンドは「デカル」です。 左側のツリーからディスプレイマネージャーへ。 真ん中のコマンドがデカルです。 「デカルライブラリを開く」ボタンの下当りで 右クリックすると、 「デカル追加」というメニューが 出てくるので、そちらをクリック。 画面が開きました。 参照から挿入したい画像を選びます。 次にマッピングタブに移り、 「選択ジオメトリ」が水色の選択状態で 貼り付けたい面を選択します。 できました。 ↓実際貼り付けた画像がこちらのJPG画像 ・・・なんだか背景がグレーに見えて、 「アレ?」という感じがしますよね。 でもこれ、光の当り具合によるので よく光の当たる場所ではしっかり白いことが確認できます! それから、背景を透過しているPNGも 貼れるのですが、そのままだと こんな真っ黒になってしまうのです。 プレビューと全く違いますよね。 そんな時は 「デカルイメージアルファチャンネルを使用」にチェック。 できました。 ご活用いただけたら幸いです。  ...