このDVDの制作を決意したのは、多くの人にSOLIDWORKSを扱う設計者の楽しさを感じて欲しいという想いからでした。
設計者として18年の経験を積み、大学の非常勤講師として、学生にはSOLIDWORKSと設計を教え、書籍まで執筆させていただきました。私は若い設計者や学生たちにSOLIDWORKSと設計を指導する中で、逆に大切なことを教わりました。「習得の段階で、いかに創作を楽しめるか」です。楽しくなると湧き上がる強い興味がさらに能力を引き上げます。「SOLIDWORKSを楽しんでもらうには、わかりやすさが一番」。今の私が大切にしているコンセプトです。そして、もう1つ、「実務で使えるノウハウを教えること」です。
私がこのDVDの制作を構想しはじめたのは4年前、実制作には約1年を要しました。設計者に必須なスキルであるトップダウン設計をゴールに考え、いかにわかりやすく学べるか試行錯誤を重ね、カリキュラムを完成させました。まずSOLIDWORKSの画面に慣れていただく説明から始まり、図面を読み取って3Dモデリングするテクニック、パラメトリック機能を一気に味方にするモデリングアプローチとレイアウト方法を盛り込み、3次元設計の基本が習得できる内容に仕上げました。さらに最終章のアセンブリでは、それまでの演習でモデリングした部品を組み立てることにより、動きのあるモデルが完成します。ぜひSOLIDWORKSと3次元設計の習得を楽しんでください。
SOLIDWORKS活用・3次元CAD設計研修講師としての経験がDVD制作に活かされています。SOLIDWORKS活用ポイントだけでなく、一人前の3次元設計者が育ちます。なによりもすぐに実践で活かせるテクニックが網羅されています。
DVD動画なので、書籍よりも理解しやすいのは当然ですが、ただ、DVDを観て操作を学ぶのではなく、実務に役に立つ練習カリキュラムをご用意しました。受講者は自分1人で効果的に学習を進められるので、上司や先輩の方の教育に関わる時間が軽減します。
どんな媒体の教材でも完璧なものはありません。そこでキャドライズは、購入者様に、完璧にSOLIDWORKSを習得していただくために様々な購入特典をご用意しました。練習教材やマニュアルの提供など、様々なかたちで支援いたします。
3次元設計入門DVD教材内容のボリュームをご覧ください!
SOLIDWORKSを使いこなすために、手間いらずのこのSOLIDWORKS教材「3次元設計入門DVD」をご利用ください。
■カリキュラム内容(本編ディスク5枚+データディスク1枚)
第1章 基本操作チュートリアル
- 基本操作チュートリアル概要
- ユーザーインターフェース
- 準備
- フィーチャー作成の流れと基本操作
- 押し出しフィーチャー作成の流れ
- スケッチ編集の方法
- フィーチャー編集の方法
- モデルの表示操作
- モデルの作成続き
- 1章まとめ
第2章 作成と編集に強い3Dモデルの作り方
- 図面から3Dモデルを作成する方法
- どこから描き始めたらよいのか
・ウエイト
・移動ブロック(練習問題) - どのような作り方がよいのか
・Vブロック
・軸受台(練習問題) - どのフィーチャーを使えばよいか
・プーリ大 - 作成と編集に強いモデリング 4カ条
・プーリ小(練習問題) - 複数の穴はどのように作成するのか
・ベース - 図面の意図を読み取る
・シャフト - 2章まとめ
第3章 レイアウトスケッチ
- レイアウトスケッチ概要
- 要素の多いスケッチを簡単に描く方法
・パッキン押さえ
・カム(練習問題)
・フック(練習問題) - 3章まとめ
第4章 3次元設計の基本
- 3次元設計の基本概要
- 3DCADはどうやって設計するのか
・Vブロック
・ベルト(練習問題)
・軸受台(練習問題)
・モータ(練習問題)
・モータブラケット(練習問題) - 4章まとめ
第5章 アセンブリ
- アセンブリ概要
- アセンブリ基本操作
・ベース
・モータブラケット
・モータ
・軸受台
・軸受台2(練習問題)
・ねじシャフト
・プーリ大
・支持棒
・支持棒2(練習問題)
・ベルト(練習問題)
・移動ブロック - ねじ合致
- 距離制限合致
- ギア合致
- アニメーション(モーション)
- 5章まとめ