客先からデータを受け取るには?(中間ファイル)

今日は中間ファイルについてお伝えします。

先日の諏訪圏工業メッセでのこと。
「使用CADは?」とよく聞かれました。

 

弊社はSOLIDWORKSをメインにしておりますが、
お客様では2D、3D様々なCADソフトの
名前が出てきます。

そうすると、お仕事をご一緒するには
「中間ファイル」での受け渡しに
関する知識が必須となります。

 

無料メールセミナーの基礎知識編でも
中間ファイルとは?から解説しています。

今回は客先から3Dモデルデータを
受け取るときの確認事項や
モデルの状態について解説していきます。

 

◆客先からデータを受け取る種類

データを受け取る形態は次の3つがあります。

1:紙図面
・・・ファックスや郵送で届きます。3Dモデリングからスタート。

2:DXF、DWG(2次元CADデータ)
・・・電子メールやCDなど電子データで届きます。
1同様モデリングからですが、DXF、DWGを取込んで
仮想立体を作成できる為、紙図面より時間と労力が減る

3:3Dモデル
・・・電子メールやCDなど電子データで届きます。
モデリングの作業分の時間と労力が減る。

※3の場合の「中間ファイル」について

◆客先から3Dデータを受け取るとき

自社の使用CADソフトと
先方のソフトが違うことは容易にあります。

そんなときもスムーズにやり取りができるよう
「中間ファイル」について知っておきましょう。

◇確認しておくこと

1:自社のSOLIDWORKSは何なのか?
SOLIDWORKS 20○○というバージョンにより
同じSOLIDWORKS同士でも開けない場合があります。

2:客先の3DCADは何なのか?
3:推奨する中間ファイルの出力形式
状況に合わせた種類の3Dデータを依頼します。
下記を参考にしてください。
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◆客先の3DCADと、
そのCADで推奨する中間ファイルの出力形式
(このファイルで貰えるよう依頼する)

SOLIDWORKS  ・・・Parasolid
Pro/ENGINEER ・・・STEP・IGES
I-DEAS    ・・・IGES
CoCreate   ・・・ACIS
Unigraphics  ・・・Parasolid
Solid Edge  ・・・Parasolid
Inventor   ・・・ACIS
CATIA V5   ・・・STEP

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ファイルについての詳しい内容や
保存方法についてはメールセミナーで
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