【アニメーション】ケーブルを動かす

今週もご応募いただいた質問に回答します。
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スカラーロボットの3D動作の表現する場合、
ケーブル部は変形を含む3D動作となるため

動画のような表現は3D-CADでの表現は
不可と諦めていますが、

動画に近い表現が可能でしたら、教えてください
よろしくお願いします。

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二つの物体をケーブルでつなぎ、
移動させるという簡単なアニメーションの
作り方でご案内しますね。
mm01
まずは部品の作成。
仮にこのようなブロックを作成しました。
カーソルがある先にはケーブルの接続場所となる
「点」を付けてあります。

ケーブルは後で付け足しますので、
部品として必要なのはこれだけです。

これをアセンブリドキュメントで配置します。
mm02

下のブロックは動いて欲しくないので、
右クリックして出てきたメニューから「固定」を
選択しておきます。
mm03

アセンブリ上で新しく3Dスケッチを開始します。
この二つの間を3Dスケッチで描いた
スプラインのケーブルでつなぎます。

mm04
スケッチコマンド下の三角ボタンから
「3Dスケッチ」に入り、スプラインのコマンドへ。

mm05
mm06
ブロックの上につけた点から点へ、
一致の合致を付加して描いてください。

ケーブルは伸縮性がないと考え、スマート寸法にて
寸法も入力しておくことが可能です。
(ここで完全定義してしまうと後で動かせないので
 必要最低限の定義のみにしてください。)

「既存部品/アセンブリ」から「新規部品」をクリック。

mm09

mm10

加わりました。

先ほどの3Dスケッチをエンティティ変換で持ってきます。
mm13
フィーチャータブが出現しているので、「スイープ」。
mm14
mm16
mm26
基本形状ができました。



あとは、動かすのみですね!
mm19
画面左下のモーションスタディをクリック。
アニメーションの画面下半分にでました。

例えば、10秒のところでクリックし、
mm20
mm21
10秒後に動いておいてほしい場所に
上のブロックをドラッグして動かします。
mm24
「再構築」
mm23
「計算」
mm25再生を押すと、10秒かけて
ずらした場所へと徐々に移動していく様子が
見られます。


同じようにタイムラインをずらして
ブロックを任意の場所に持っていくことで
アニメーションを作成することが可能です。


保存したい場合は
mm29
こちらをクリックするとavi形式の
動画をとることが可能です。

 

 

 

 

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