ヘリカルとスパイラル Tag

螺旋(らせん:ヘリックス)を描く

前回は、「ヘリカルとスパイラル」コマンドの スパイラルを使用して渦巻形状を作成しました。 → 「蚊取り線香を作りたくて」 今回は螺旋(らせん:ヘリックス)です。 旋回するにつれ旋回面に垂直成分のある方向へ移動する 3次元曲線を作成します。 このヘリカルを使用すると ばねやねじの山と溝などのモデリングができます。 ※今回はこちらを作成します。   螺旋を描く 基本3面の右側面にヘリカルカーブの元になる円をスケッチします。 スケッチ編集状態のまま、 <フィーチャータブ>から「カーブ」-「ヘリカルとスパイラル」をクリック。 プロパティを下図のように設定します。 ※プロパティのパラメータの意味 ・指定定義 ピッチと回転:ピッチと回転によって定義されるヘリカルを作成する ・パラメータ 固定ピッチ:固定ピッチをもつヘリカルを作成する ピッチ:一回転の間の距離の設定 回転数:回転の数を設定 開始角度:スケッチした円の最初のカーブ角度を設定 右回り:回転方向を右回りに設定 「OK」をクリックすると、ヘリカルカーブの完成です。   形状を作成する このヘリカルカーブをパスに使用して、「スイープ」コマンドで形状を作成します。 作成したヘリカルカーブを選択して <フィーチャータブ>から「スイープ」をクリック。 プロパティを下図のように設定します。 「OK」をクリックすると、螺旋形状の完成です。 スイープの輪郭を変えればトルネードポテトのような形状も作成できますね。   まとめ 螺旋の作成には「ヘリカルとスパイラル」コマンドのヘリカルカーブ。 「SOLIDWORKSの習得は螺旋だよ」と言われ続けてまだまだ道半ば。 シュッと直線的に習得できたらいいのですが・・   ※ SOLIDWORKS2016 以降の新機能についてこちらで詳しく解説をしています。 → 【スイープ】SOLIDWORKS2016からの新機能...

蚊取り線香を作りたくて

そろそろ虫が気になる季節。 どこかほっとする香りで多くの人に愛されている 昔ながらの蚊取り線香をモデリングしてみました。   渦巻を描く 渦巻(スパイラル)の旋回するにつれ中心から遠ざかる2次元曲線は、 「ヘリカルとスパイラル」コマンドで作成します。 基本3面の平面にスパイラルの元になる円をスケッチします。 スケッチ編集状態のまま、 <フィーチャータブ>から「カーブ」-「ヘリカルとスパイラル」をクリック。 プロパティを下図のように設定します。 ※ プロパティのパラメータの意味 ・指定定義 スパイラル:ピッチと回転によって定義されるスパイラルを作成する ・パラメータ ピッチ:カーブの回転の間の半径距離を設定 回転数:回転の数を設定 開始角度:スケッチした円の最初のカーブ角度を設定 左回り:回転方向を左回りに設定 「OK」をクリックすると、スパイラルカーブの完成です。   形状を作成する このスパイラルカーブをパスに使用して、「スイープ」コマンドで形状を作成します。 パスに垂直な法平面に、スイープの輪郭(断面)をスケッチします。 今回は基本3面の平面にパスを描いているので、法平面は基本3面の正面です。 正面に下図のスケッチを描きます。 (表示方向:正面) その際、下図の赤枠部分の頂点は スパイラルカーブ と貫通拘束をつけます。 (表示方向:不等角投影) ※ 貫通拘束についてはこちらで詳しく解説をしています。 → 線の真ん中で貫通拘束をつける方法   <フィーチャータブ>から「スイープ」をクリック。 プロパティを下図のように設定します。 最後にホルダーに固定する中心部分を作成し、完成です。 ※ 中心部のやり方はまた別の機会にご紹介します!   まとめ 渦巻の作成には、「ヘリカルとスパイラル」コマンドのスパイラルカーブ。 最近の蚊取り線香は色も香りもバリエーション豊富で、 ホルダーも素敵なものが多いですね。 今年の夏は蚊取り線香を活用してみてはいかがでしょうか。 ...

【スイープ】SOLIDWORKS2016からの新機能

今回はSOLIDWORKS2016と2017で進化した機能のうちのひとつをご紹介します。 【スイープ】コマンド   無料メールセミナー「よくわかる便利機能編 その1 STEP3」では コイルばねのような立体的螺旋形状の作成方法をご案内しています。 作成方法をコマンドでご紹介すると 「ヘリカルとスパイラル」コマンドで螺旋のスケッチを描き、 【スイープ】コマンドで立体形状を作成します。   ーーーーーーーーーー これまでのバージョンの【スイープ】コマンドでは 「輪郭となるスケッチ」と「パスとなるスケッチ」の2種類が必要でした。 ですので、輪郭のスケッチを描くために、 パスとなる螺旋の先端に垂直になる面(法平面)を作成して 円の輪郭をスケッチをする必要がありました。 この”先端に垂直になる面を作成する”ことが難しくて、 何度も試行錯誤してしまう部分でもあります。   では、SOLIDWORKS2016からはどうなったのか? 【スイープ】コマンドを選択すると PropertyManagerの「輪郭とパス」に新たな選択肢があります。 ○スケッチ輪郭 ○円形の輪郭   スケッチ輪郭を選択するとこれまで通りです。   円形の輪郭を選択すると・・・・ 円の直径を入力するだけで 輪郭のスケッチが無くても肉付けできてしまうのです!! 円形であれば面の作成やスケッチの手間が省けて とっても簡単になりますよね。 (もちろん輪郭は法平面に作成されています)   さらに! 今まで輪郭スケッチがそのスイープの始点になっていましたが、 パスがあれば両方向に延ばせます。 パスの途中に輪郭を描いてもOKになりました。   さらにさらに! SOLIDWORKS2017からは、 輪郭の指定が「スケッチ」だけでなく「面」でもOKです。 (スケッチ輪郭で面を選択します) 輪郭にはすでに出来ているフィーチャーの面を選択することで パスだけをスケッチすれば【スイープ】が可能となりました。 どんどん便利になり嬉しいですね。 ...