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【作ってみよう】ファイルスタンド その2

前回の続き 【作ってみよう】ファイルスタンド ここまで作ってもらってありますでしょうか? まずは1こを↑ここまで完成させましょう。 角を丸くするのはフィレットや面取りに任せるので後で行います。 上記のようなサイズで押し出しカットします。 最後に、そのままでは角がいたそうなので、 上のように角4ヵ所を半径30mmでフィレットしておきます。 ***** 【直線パターン】 次はこの形を3個並べます。 アセンブリで並べていくことももちろんできますが、 部品ドキュメントの中でも並べることができます。 コマンドはフィーチャータブのフィレットの横にありますよ。 もし無かったら、『○○パターン』という前回使ったものに なっているので、その下の三角ボタンをクリックして 選択します。 左側に出てきた↓メニューで設定を行います。 「方向1」 は直線的に並べる方向を指定します。 エッジ1となっているのは、ファイルスタンドの手前のエッジです。 ここを指定すると上図のようにグレーの矢印が出現するので方向を右側になるよう調整します。 (グレーの矢印をクリックしても方向を変えられます) また、隣接させる面を指定してもOK!   間隔は厚みと同じ100mm、インスタンスは3と指定します。 ボディは今まで作ってきたものを指定します。 OKしたら出来上がります。   完成しました!        ...

【作ってみよう】ファイルスタンド

以前スプーンを作る課題を出させて頂きました。 ご好評につき、第2弾はファイルスタンドを作成します。 今回のは簡単かもしれません。 いつもの解説というよりは、作成方法の回答を していきますので、ご自身で考えながら先にお進みください。   まず最初に、「どうやって作るか?」 というところから考えてみましょう。 闇雲に作るより、しっかり道筋が出来ていることは 重要なことなので、コマンドどれ使うかなどは 抜きにして、どう作っていくかを考えましょう。 ***   同じ形が連続していますよね? つまり、下記のようなスタンドを一つ作れれば、 あとは同じものを3個並べれば完成です。 作成の第一段階として、この形状を作ることを目指しましょう。       今日は下記形状までを作りますね。 上図はスケッチの図です。 これを描き、押し出し(100mm)で立体的にします。 水色にハイライトしている部分をフィレットします。 (50mm) 周りの角もフィレットします。(3mm)   最後にシェルで中身を抜きます。 (厚み2mm)     できましたか? 次回は完成させます。 今週はここまで作っておいてくださいね。                ...

薄板フィーチャー

薄板フィーチャー

開いたスケッチを薄板状に押し出したい時、 (通常は矩形など閉じたスケッチを 押し出して立体化していますよね) そこで便利なのが【薄板フィーチャー】です。 スケッチに厚みを付けて作成される(薄い板のような) フィーチャーです。 板金形状やパイプ形状を作るのに便利な機能です。 押し出しだけでなく、回転などのフィーチャーにもあります。 ただ、板の表面と裏面があるので、 寸法を入れるときは基準に注意が必要です。 【薄板フィーチャー】は  「押し出しボス/ベース」フィーチャーの プロパティ から設定することができます。 例えば、下のようなスケッチを薄板状に押し出します。 フィーチャータブから、「押し出しボス/ベース」をクリック。 すると、ツリーがプロパティマネージャーに切り替わるので、 薄板フィーチャーにチェックを入れます。 「薄板フィーチャー」のプロパティが展開され、 押し出し状態のプレビューを確認できます。 「中間平面」では描いたスケッチの両側に厚みができます。 「片側に押し出し」にすると片側にのみ厚みを付けられますが、 「反対方向」ボタンで、スケッチの上側に厚みをつけるか、 下側に厚みをつけるか変更することができます。 また、「自動フィレットコーナー」にチェックを入れると、 板の曲げ部分にフィレットをかけることができます。 半径の設定値は、曲げの内側の半径値です。 上記のプロパティのように設定すると、 このような薄板状のモデルが完成します。  ...

かたまりの単位で扱うソリッドボディ

https://cadrise.jp/manual/so_manual/spoon03/ 今日は前回までの中で お伝えしきれなかった部分の解説回です。 「ソリッド」、「マージ」、「組み合わせ」、、 これらの用語は【マルチボディ】を理解する上で欠かせないものになります。 何気なく使ってしまっていた用語、しっかり解説していきます!   >マージしてしまうと本体のソリッド(かたまり)と >一体化している状態なのであとで抜き取れなくなります・・・ ↑こんな風に書いていた部分がありました。   【ソリッド】とは、「かたまり」 立体の単位で独立したソリッドを ドキュメント内で扱う時は【ソリッドボディ】といいます。 例えば最初のスケッチから押し出した↓は 1つの「ソリッド」です。(ソリッドボディ)   この時点ではまだ一つしかありませんが、 作業を進めてソリッドを増やしていき、例えばこのとき。 左側のツリーを見ると ソリッドボディが3つになっていることが分かります。 (ソリッドが1つのときにこのメニューはありません) しかし、次のロフトで柄とつぼの薄板を つなげて一つにするので 2つになりました。 (最初につくった押し出しのソリッドと ロフトでつなげたソリッドの2つ) ↓この状態の時です。   もし薄板を作っている時、 □ マージする というチェック項目を付けていたら 一体化しているので別のソリッドにはなっていませんでした。   このように、1つの部品ドキュメント内に複数のかたまりがあることを 【マルチボディ】といいます。     今回は「組み合わせ」というマルチボディ機能を使いたかったので このような作成方法を試してきましたが、 別々の部品ドキュメントに作ってアセンブリで構成することも出来るので、 可能な限りはアセンブリで作成することをオススメします。 それは、マルチボディで作るとかなり慣れた方でないと あとで修正などで手を加える作業の難易度が上がるからです。   得意なものが違うので、作りたい形状に合わせて マルチボディ・アセンブリを選択できるようになるといいですよね。    ...

【回転・ロフト・組み合わせ】スプーンを作ってみよう03

https://cadrise.jp/manual/so_manual/spoon02/ ご好評いただいておりますスプーンの第3弾、 あと少しで完成です! 前回のこの形までは出来ていますか?? 大事な設定をお伝えしていなかったのですが、 この押し出し-薄板フィーチャーの設定画面にある □ マージする のチェックは外しておいてくださいね。 マージしてしまうと本体のソリッド(かたまり)と 一体化している状態なのであとで抜き取れなくなります・・・   今日はひとまずここまでを目指します。 最初はすくう部分のつぼを作っていきましょう。 まずはスケッチですね。 ◆ポイント◆ ・エンティティ変換でレイアウトスケッチをコピーしますが、 先端を少しとび出させます。 (端点をドラッグでスケッチを伸ばせます。その後寸法入力!) ・真ん中のブロックのスケッチはレイアウトの中点までにしてください。 (また端点をドラッグで中点まで縮めます。 うまく縮められない場合は中点に作図線を引いてトリムでもOKです) ・上の図では分かりやすいようオレンジ色で出していますが、 回転の軸になるよう中心線をいれてください。   【回転 ボス/ベース】 上のような設定にします。 ※ここでも「結果のマージ」にチェックが入らないよう注意してください。 このような形になりましたか?↓↓↓ では、柄とつぼを「ロフト」でつなぎます。 この次にやる「組み合わせ」では 要素をくっつけて1つになっている必要があるので オプションのチェックに気をつけてください。 押し出しと回転の薄板を作成するところでは 「マージする」のチェックを外すようお願いしておりましたが、 ここではチェックを入れます。 ただ、チェックを入れるだけではやはり本体のソリッドも 一体化してしまいます。   そこで、設定画面最下部にある 「フィーチャーのスコープ」です。 デフォルトの状態では「自動選択」になっていますが、 チェックを外し、「選択ボディ」をチェック。 2つの薄板(↓の緑と青)を選択します。 こうすることで、本体はマージせず、つぼと柄をつなぐことができます。       できましたか? ここまでできれば、あとはこの2つの要素の重なっている部分だけを抜き出します。 挿入 → フィーチャー → 組み合わせ 要素がしっかり作られていなければ「組み合わせ」を選択できません。 その時は今までの過程をもう一度確認してください。 ブーリアン演算を使って共通部分だけを抜き出しています。 こちら、詳しくは検索してみてくださいね。 最後に柄の端をフィレットで丸めたら完成です! 3回にわたってお伝えしてきましたスプーン、如何でしたか? 一つひとつの手順は分かっていても、 こうやって曲面を作るのはまだまだ大変な作業だったのではないでしょうか。 引き続きみなさんのお役に立てる情報を発信してまいります。  ...

【レイアウトスケッチ】スプーンを作ってみよう02

  昨年末、↓でスプーンのスケッチ課題を出させて頂きました。 今回からは立体にしていきますよ! https://cadrise.jp/manual/so_manual/161227spoon/   早速作ってもらったファイルを開いてから続きをお読みください。   まずは今あるスケッチを押し出しフィーチャーで 厚み20mmの立体にします。   でも今のままでは折角キレイなスケッチが描けても、 キレイなスプーンにはほど遠いですよね。 スプーンを横からよく見ると、曲線で斜めにできています。 ですから次は、断面形状を作ります。       【課題】下図のようなレイアウトスケッチを作成してみましょう ※ヒント:スケッチコマンドで作ります。 寸法は3箇所だけですが、拘束によって形状は完全定義できます。 スケッチ出来ましたら名前を「レイアウトスケッチ」に変更しておいてください。 (ツリーの名前をダブルクリックすると編集できます)     これだけだと物足りない方もいると思いますので、 柄の部分もやっちゃいましょう。 先ほど作ったレイアウトスケッチを元に下図の形状を作ります。 変な形ですが、最後に「組み合わせ」で重なってるところだけ残す操作が入り、 ちゃんとスプーンになります。 スケッチは↓こんな感じ。(この拘束マークは?色々お試しください!) これを下記設定で押し出します。 ・スケッチ平面 ・中間平面 ・幅40.00mm ・片側に押し出し ・厚み1.00mm   さて、また次回に続きます。 次回はすくう部分(「つぼ」というんですね)の 丸みを「回転」を使って作り、 今回作った柄と「ロフト」でつなげます。 お楽しみに♪...

【スプラインの使い方】スプーンを作ってみよう

  突然ですが、今日はスケッチ課題を出題します!   お題はこちら(画像クリックでPDFもダウンロードできます) スプーンのすくう部分をスプラインで描いています。 この部分をうまく作れるかがポイントですね。     ****************** 以下は回答になりますので、 この課題に取り組まれる方は後でご確認くださいね。   やり方、大きく分けて2通りあるかと思います。 1)中心線が描いてあるので上下どちらか半分だけ作って 「エンティティのミラー」で対称に作る方法 2)すくう部分のスプラインだけ一度にぐるっと描いてしまう方法   中心線があるので、1の方法で取り組まれた方も多いと思います。 どちらの方法でも作成可能です。 ただ、スプラインはカーブの制御が難しいので、 1回で描いたほうがより滑らかでキレイな曲線が描けます!     ですから、まずは2の方法をご案内しますね。 中心線を描いたら「スプライン」を選択。 ぐるっと描いてしまいます。 このとき、描き始めから終わりまでのクリックは5箇所です。 3回目のクリックは中心線の端と重ねてくださいね。 外形が描けたら拘束を入れていきます。 上図のように中心線に対して対称の拘束を付けます。 拘束の付け方は2点と中心線をCtrlキーを押しながら選択して、 左側に現れたメニューより「対称」を選択   次に寸法を入れます。 出来ました^^         ************** 次に1で作る場合 (スプラインの制御方法も入れてます。 また区切が分かりやすいよう、背景を変えました) 上半分だけ描いて、「エンティティのミラー」 このような形になりました。 お気づきになりましたか?先端。 これで食べたら痛そうですよね^^;   丸めていきましょう。 もう一度スプラインで描いた曲線をクリックすると 左側にメニューが出ます。 パラメータでも数値を変えられますが、 スケッチにも矢印が出現しています。 この矢印を「ハンドル」といいます。 この矢印をドラッグして向きや長さを変えることでも 曲線をコントロールできます。 (先端にある●と途中にあるダイヤマークでドラッグ可能です)   正解は無いのでキレイに見えるポイントを探してみてください。 (ぐるっと1回で描いた方がいいというのが、 分けるとこのように滑らかな曲線を作る操作が必要になるからです) いじりすぎておかしくなってしまった!という場合は 同じメニュー内の下に「全ハンドルをリセット」というボタンがあります。 そちらで初期値に戻ってやり直してください。     柄の部分はトライしてみてくださいね。 こちらは「エンティティのミラー」で作ります。     いずれ、これを肉付けして立体化するまでの 工程を追ったスプーン作成のシリーズにしますので、 出来たスケッチは保存しておいてもらえると幸いです。 ...

【スイープ】SOLIDWORKS2016からの新機能

今回はSOLIDWORKS2016と2017で進化した機能のうちのひとつをご紹介します。 【スイープ】コマンド   無料メールセミナー「よくわかる便利機能編 その1 STEP3」では コイルばねのような立体的螺旋形状の作成方法をご案内しています。 作成方法をコマンドでご紹介すると 「ヘリカルとスパイラル」コマンドで螺旋のスケッチを描き、 【スイープ】コマンドで立体形状を作成します。   ーーーーーーーーーー これまでのバージョンの【スイープ】コマンドでは 「輪郭となるスケッチ」と「パスとなるスケッチ」の2種類が必要でした。 ですので、輪郭のスケッチを描くために、 パスとなる螺旋の先端に垂直になる面(法平面)を作成して 円の輪郭をスケッチをする必要がありました。 この”先端に垂直になる面を作成する”ことが難しくて、 何度も試行錯誤してしまう部分でもあります。   では、SOLIDWORKS2016からはどうなったのか? 【スイープ】コマンドを選択すると PropertyManagerの「輪郭とパス」に新たな選択肢があります。 ○スケッチ輪郭 ○円形の輪郭   スケッチ輪郭を選択するとこれまで通りです。   円形の輪郭を選択すると・・・・ 円の直径を入力するだけで 輪郭のスケッチが無くても肉付けできてしまうのです!! 円形であれば面の作成やスケッチの手間が省けて とっても簡単になりますよね。 (もちろん輪郭は法平面に作成されています)   さらに! 今まで輪郭スケッチがそのスイープの始点になっていましたが、 パスがあれば両方向に延ばせます。 パスの途中に輪郭を描いてもOKになりました。   さらにさらに! SOLIDWORKS2017からは、 輪郭の指定が「スケッチ」だけでなく「面」でもOKです。 (スケッチ輪郭で面を選択します) 輪郭にはすでに出来ているフィーチャーの面を選択することで パスだけをスケッチすれば【スイープ】が可能となりました。 どんどん便利になり嬉しいですね。 ...

勝手違いの部品作り(エンティティ以外)

「勝手違いの部品作り」に 役立つコマンドのご紹介です。 ブラケットなどの対称部品を作る場合、 どのコマンドを使って作りますか? 「エンティティのミラー」を 使っている方も多いかと思います。   でも、エンティティだと ミラーした元を消したりと 手順もかかってしまいます。 もう一つ、SOLIDWORKSには 部品をミラーする機能があります。 「部品のミラー」 こちらは別ファイルにミラー部品を作成するので 知っていると便利ではないでしょうか?       それでは早速使用方法について解説していきますね。 まずはミラーしたい形状を↑コレで解説していきます。 モデリングできたら保存します。(今回はそのままPart1としました。) 保存してから、ミラーする基準面を選択(青い部分)します。 (面選択をしていないとコマンドが使えません) この状態で「部品のミラー」をします。 コマンドの場所は、 「挿入」→「部品のミラー」   すると、新規ファイル(Part2)で 先ほど選択した面に対称な部品ファイルができます。   Part1は保存されていますが、 新しいPart2は保存されていませんので 保存を忘れず行ってください。 使用方法としてはとっても簡単ですよね。     ここからは、さらにこの機能の解説していきます。 ミラー部品は元部品とリンクしています。 ですから、保存後であっても元部品に穴を開ければ、 ミラー部品にも穴が開きます。 しかし! ミラー部品に穴を開けても、 元部品には開きません。 上記のように、元部品に施したことは全部 ミラー部品に反映されるようになっていますが、 ミラー部品に施したものは元部品には 反映されないので気をつけて使用くださいね。     今回は以上です! お役に立てましたら幸いです。    ...

内径が基準の箱を作るには?

今回は「内径が基準の箱を作るには?」をお届けします。 今私は本社へ新入社員を迎える準備もしています。 しかし、今のままのオフィスでは席が用意できないので、 レイアウト変更をSOLIDWORKSを使って計画しています。 以前も先輩が行っていたので 部品(机やキャビネットなどの家具)はあります。 あとは部屋のサイズを測って箱を用意し、 その中にアセンブリで家具を設置するだけ。 こう書いてしまうと、とっても簡単に聞こえます。 でも、やってみると家具が多いため手数が多く、 アセンブリに関してもかなりのトレーニングになっています。 モノが分かりやすいので練習にオススメですよ。 さて、そこから私のつまずきポイント(笑) アセンブリの前に部屋を作る段階で止まりました。 作るにあたり、まず考えた方法は、 1:部屋の寸法を測る 2:そのサイズで矩形スケッチを描く 3:押し出しで立体化 4:シェルでくり抜く でした。 このような部屋であったり、収納用の箱を設計する場合などは 内径が基準になるものがあります。 でもこの方法だと内側のサイズが 厚みの分だけ小さくなり寸法がおかしくなります。 ここで一つ、考えが浮かびます。 「手順2を”実寸+壁の厚み”で スケッチを描いたらいいのではないか?」 確かにこれでも欲しい形は手に入りますよね。 でも、これでは図面通りではない上に、 設計変更が起きた場合なども対応できません。 ここでオススメなのがエンティティのオフセットです。 内径のスケッチを作図線で描き、 「エンティティのオフセット」で壁の厚み分の オフセットの距離を指定してスケッチを描きます。 (手順3・4は同じ。 作図線にしないと押し出し時に底抜けの筒になります。) この描き方をすることで内径(作図線の寸法)が 変わっても壁の厚みはそのまま追従します。 スケッチの寸法は、図面にする時にも 使われる寸法となりますので、 形が合っているだけでなく、 寸法の取り方にも気をつけて描いてください。 次回はアセンブリ時の”部品の回転”について お伝えします!お楽しみに...